ひきこもりサバイバルマニュアル
ver.01/10/28

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このマニュアルの使い方

できることから一つずつ始めよう。
くれぐれも無理は禁物。

昨日できなかったことが、今日できるかもしれない。
変化は大事。自分をほめよう。

全部できなくてもいい。
きっと全部クリアする前に、ひきこもりを卒業できますよ!

自分なりのルールを作ろう。
そのためのヒント集なのです。


生活全般

ひきこもり生活を楽しもう。
一生ひきこもりという人はほとんどいないはず…。
それなら、つかの間のひきこもり生活を楽しく暮らそう。

ひきこもりでもできることを見つけよう。
インターネットはもはやライフライン。
ゲームや漫画もよし。食べるもよし。ダイエットだってできる。

だいたいの生活パターンを決めよう。
起床、食事、就寝など。不規則な生活は気分も不規則になりがち。
必ずしも他人に合わせる必要はないが、
自分なりの時間を決めて、それを意識しながら暮らそう。

昼夜逆転に注意。
窓際ですこしだけでもいいから、太陽の光を浴びよう。
今日が何月何日か、今は何時何分か、まめにチェックしよう。




さびしさにふりまわされるな。
一人でいると、自分だけが取り残されたような気持ちになることもある。
参加したければすればいい、参加したくないから離れているだけだ。

身近な人にやつあたりをするな。
家族や友達は、自分以上に心配しているのだ。
やけをおこしたりふりまわしたりして甘ったれるのはやめよう。

自分を知ろう。
自分にできること、できないこと、
自分がやりたいこと、やりたくないことを区別しよう。

自分を説明しよう。
意思表示ができれば、ずいぶん生きやすくなる。
自分の考えていることをほかの人に伝える練習をしよう。
掲示板→チャット→電話→対面の順がおすすめ。

自分をほめよう。
できなかったことよりも、できたことについて考えよう。

誇りを持とう。
自己嫌悪に陥るようなことはするな。たとえ他人が見ていなくても。

依存している自分を意識しよう。
依存も時には結構。しかし、依存している自分をどこかで意識しよう。
そして必要がなくなったらきっぱりと決別しよう。
決別ができないものには、最初から手を出さないこと。


学生向け

単位はとろう。
申請と試験やレポートは、最後まで徹底的に悪あがきしよう。
あと一押しで単位が取れることが、かなりたくさんあるのだ。

休学しよう。
具合が悪いときには、中途半端にやるよりもいっそのこと
すべてを中止して、休んだほうがいい。

親に相談しよう。
学生の間は堂々と親に甘えよう。そのぶんあとで恩返しをすればいいのだ。


主婦向け

買い物はまとめ買いをしよう。
冷凍できる生鮮食料品を活用しよう。

出かける人に、一つだけ買い物を頼もう。
「明日の朝の食パンを買ってきて」「牛乳を買ってきて」
このくらいなら帰りのコンビニで誰にでも買える。

公共料金は口座引き落としにしよう。
税金、電気ガス水道、NHK、新聞など。携帯電話代も。滞納しないためにも。

インターホンや電話も、無理に出なくてもよし。
調子の悪いときには無理することない。本当に用事がある人ならまたくるはず。


フリーター向け

就職情報誌を買おう。
目に付くところにおいているだけで、職探しをしている気分になる。
読みたくなければ積んでおけばいい。

実家に戻ろう。
もし可能なら、なにかあったときに親元が一番安全。

心配のしすぎはやめよう。
健康になれば、仕事は何かしらあるはず。
「こうでなければ」という欲を捨てよう。


生活の知恵

1日1回は笑おう。
おもしろいサイトをチェックするもよし。おやじギャグ製造にはげむもよし。
笑えない日には、鏡に向かって笑顔を作ろう。
あ、自分っておもしろい顔してるじゃん…(笑)

自分をネタにしよう。
もう何日も風呂入ってないんだよね〜など誰かに話して
自分を笑いとばせれば、気分も楽になる。


社会復帰に向けて

とりあえず、着替え、顔を洗い、歯を磨こう。
外出する予定がなくても、身だしなみを整えよう。
コンビニくらい行く気になれるかもしれない。

体力の低下に注意しよう。
元気な時を見つけて筋トレをしよう。
風邪をひかないように気をつけよう。

友達と連絡をとろう。
親しい友達と時々連絡をとろう。メイル、電話、ファックス、郵便など。
元気な頃の自分のペースを思い出すかもしれない。


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