２００３年２月２８日付「イラク問題の平和的解決を求める要望書」

報告第16号

　　　イラク問題の平和的解決を求める要望書

　イラクの大量破壊兵器などの開発・保有の疑いから国連安保理決議（1441号）による国連の査察がイラクの無条件受諾により継続されている。しかし、査察への協力態勢などを巡り、アメリカ側との対立が深刻化している。
　この問題は、日本はもとより平和を願う国際社会にとって極めて重大な問題であり、平和都市宣言を行っている世田谷区の区議会としては、一刻も早くイラクの誠意ある協力のもと十分な査察が実施され、事態が平和的に解決されることを望むものである。
　よって、政府は、世界の平和にとって極めて重要な局面を迎えている今、国連を中心とした平和的解決に向けて全力を尽くすよう強く要望するものである。
　　　　平成15年2月28日

　　　　　　　　　　　　　世田谷区議会議長　新　田　勝　己
内閣総理大臣　小　泉　純一郎　様
外　務　大　臣　川　口　順　子　様

　　　　────────────────────