2006年3月14日予算特別委員会質疑<企画総務>


平成18年  3月 予算特別委員会
平成十八年予算特別委員会
予算特別委員会会議録第三号
日 時  平成十八年三月十四日(火曜日)
場 所  大会議室



○原田 委員長 引き続きまして、無党派市民、どうぞ。

◆木下 委員 昨日も区長と議論しましたけれども、念のため、一般質問のテープ、ビデオなども確かめました。そうしましたら、五百十名の下北沢の商業者協議会の人たちが面会を求めてきたときに年末年始が十一月から二月だと言ったことについて、一般質問の中で、質問通告をしてあったわけですけれども、正月がそんなに長いはずはない、そういう答えを区長はしているわけですよ。ところが、区長室長は実際に商業者協議会の方々にそういうことを言われた。そのことについてどう思われますか。

◎堀 区長室長 私の発言で区長を初め関係者の皆様にご迷惑をかけておりますが、少し言葉が足りなかったかなと思っております。(「過ぎたんです」と呼ぶ者あり)ただ、私ども実務担当の方としては通常実務のほかに多くの忘年会、新年会が入ります。早ければ十一月には入りますし、二月には具体的な対応を迫られますので、そういうことを酌みまして十一月、二月ということを申し上げた次第でございます。

◆木下 委員 言葉が足りなかったんじゃなくて過ぎたんですよ。少なくともそういうことを言ってはいけないんですよ。大体十一月から二月までが年末年始なんていうことはあるはずがないし、そういうことは人をばかにした物の言いであって、それは区民から反発を食う言葉だと思いますよ。
 それで、実質的には全然会う時間がないということをおっしゃったんだろうと思うけれども、ただ、実際には一月二十五日に下北沢の商店街と町会の方々は区長にお会いしているんですよね。これは畠山区議が同席したそうですけれども、畠山さんからそういう申し出があったんですか。

◎堀 区長室長 二十五日の件に関して私の方で連絡を受けまして、担当の北沢総合支所と相談して、区長の日程に余裕がありましたので対応させていただきました。

◆木下 委員 そうしますと、畠山区議から連絡を受けた、そういうことでよろしいんですか。

◎堀 区長室長 私どもの方の日程の調整は区長室におる職員が一定程度最終責任を持って対応しております。そういう段階で、私は別の方からの連絡も受けまして総合的に担当の方と相談して二十五日を決めさせていただきました。

◆木下 委員 別の方というのはどちらですか。

◎堀 区長室長 私どもの方には私のほかにも何人かおりますので、その者も受けまして、区長の日程と担当の方と連携して、相談して対応したということです。

◆木下 委員 いや、だから、別の方というのはどこから来たんですかと端的に聞いているんですよ。

◎堀 区長室長 畠山先生からのお話もあったと思っております。

◆木下 委員 つまり、区長さんにお会いしたいというのは担当が区長室でよろしいんですね。当然ですよね。区長室に申し入れがあってしかるべき話ですよね。それでよろしいんですよね。

◎堀 区長室長 日程のとり方にはいろいろありますが、先ほど申し上げましたように、最初に受けた者が一定程度責任を持って対応するということにしておりますので、いろんな形の相談がありまして、最初に受けた者が担当所管と相談すると。判断に窮した場合には秘書課長、あるいは私区長室長と相談して対応するというような仕組みをとっております。

◆木下 委員 ですから、下北沢の補助五四号線の認可申請について早くしてほしいというのが要請の内容だったわけですよね。区長室長はこういう問題については北沢支所の管轄である、そこを通してやってくれというふうに商業者協議会の方々には言われているんですよ。全然やり方が違うじゃないですか。総合支所に返せばいいんじゃないんですか。

◎堀 区長室長 そのようなお話、二十五日の件がありまして、北沢とも相談して、区長の日程の方にも余裕がありましたものですから受けたということでございます。十八日の件に関しましては、商業者協議会の方々から日にちと時間をご指定いただきまして、残念ながらその日には区長の日程に余裕がなかったということでお返ししているところでございます。

◆木下 委員 だから、十一月から二月までは年末年始でそれはとれないとおっしゃったわけですよね。それで、余裕もできたと。余裕ができたら連絡してあげればいいじゃないですか。そういう問題じゃないですか。

◎堀 区長室長 日程の件に関してはいろいろとお話がありましたけれども、その後も北沢総合支所の方と連携して対応させていただいていると思っております。

◆木下 委員 下北沢の商業者協議会は五百十名の署名を集めていらっしゃるわけですけれども、この前、本会議でも申しましたが、全体の四商店街を足しても七百六十一名でしたか、そのぐらいの組織規模なわけですよ。そこに商業をなさっている五百十名の方が申請について少し待ってくれ、とにかく五四号線について異議がある、そういうことを言っているわけですから、これはきちっとそういうことを言っている方々のお話を区長が直接聞かれることは必要だと思うんですよ。ですから、これについては調整をきちっとしてくださいね。そのことは申し入れますけれども、いかがですか。

◎堀 区長室長 木下委員の今のお話につきましては、区長が木下委員の本会議のときに再質問でお答えしていると思いますが、北沢総合支所と相談して対応するとお答えしておりますので、私ども、その命に従って対応していきたいと思っております。

◆木下 委員 それから、この種の認可申請ですけれども、世田谷区にとってはかなり大きな事業です。これは決めるときには、やはり区長の裁可が必要なんでしょうね。その辺はいかがですか。どうやって決まるんですか。

◎平谷 助役 当然区長のいわゆるご判断を仰ぎながら進めております。ただ、実務的には私の方で責任者としてやっておりますから、北沢総合支所と十分協議しながら、この間、議会答弁で申し上げたとおりでございます。

◆木下 委員 そういうことであれば、これは申請を三月中にやりたいということで北沢支所の方々はおっしゃっているんですけれども、これについては都とのいろんな話し合いも当然助役サイドは聞いていますよね。

◎平谷 助役 今おっしゃるように、当然、都との協議の状況、それらを含めて北沢総合支所とは相談をしています。

◆木下 委員 今どういう状況ですか。

◎平谷 助役 東京都と協議をさせていただいている、こういう状況でございます。

◆木下 委員 三月中はどうなんでしょうか、いかがですか。

◎平谷 助役 年度内の目標ということで今鋭意努力をさせていただいています。

◆木下 委員 私は、聞く耳を持つ区長と言っている限りは、やはり十一月から二月までが年末年始だというのは論外です。そうでなくて、やっぱりきちっと対応してしかるべきだと思います。それから区全体にもかかわることです。この問題は意見がかなり割れています。ですから、私は拙速に申請などすべきでないと申し上げておきます。

○原田 委員長 以上で無党派市民の質疑は終わりました。