その二 プチ腕には“丈夫さ”が効く♪
プチ腕対策の一つの処方箋
近年、“プチ腕”と呼ばれる一桁程度の腕力をもつキャラをときどき見かけるようになりました。このようなキャラは旧SA時代にはほとんど存在しませんでした。
彼らは完全防御型に近いステータスでありながら、攻撃型のように相手にダメージを与えるために攻撃をします。彼らの打撃は一撃でKOされるような威力はありません。しかし、紙一重の攻防をしているプレイヤーには無視できないものがあります。
このようなキャラに対してはどのような対策が効果的でしょうか?
なぜ旧SA時代には存在せず、近年になってから現れたのか?それを考えれば答えは簡単です。(・・といいますか、さほど考えなくても答えは出ると思いますが。)
結論はいたってシンプル。防御力を上げるだけでOKです。
旧SA時代では(受けは防御力でするものと考えられていましたから、)防御力の高いキャラクターが多く、一桁程度の腕力では傷一つつかないようなキャラが多かったです。
新SAになり、防御力軽視の風潮により、このような低腕力タイプのキャラクターが活躍できる場が生まれました。
実際に旧SA時代は130程度の耐久力でやっていけましたから、今後俊敏防御型キャラを作る方は、多少丈夫さにつぎ込んでみてはいかがでしょうか?
その三 防御力を考慮した武器選び
今更ながらの新事実
装備する武器によって防御力が変化することは皆さんご存知でしょうか?
一部の武器は、相手に与えるダメージが増える一方で、攻撃されたときに受けるダメージも増えるので注意が必要です。
「斧や石、弓もそうだろう。知っているよ。」
あなたがもしそう答えたなら、ちょっと惜しい。槍を忘れています。
(槍も入れた方は流石です。)
「槍?槍で下がるのは俊敏だけで、防御力は下がらないだろう。」
そう答える方はこのまま読み続けてください。(そうでない方はこの章はもう読み飛ばして次の章へすすんでください。)
確かに普通の槍では、防御力は下がりません。しかしそれはステータス画面上の防御力のお話です。
実際の防御力(以下実防御力)は、画面上の防御力の他に、体力と俊敏の大きさに応じた+αがあることは多くの方がご存知でしょう。
槍は俊敏を落としますから、俊敏による防御力の見えない+αが減少するわけです。
低ランクの武器では俊敏のマイナスは小さいのであまり変わりませんが、高ランクの武器では(さほど大きいものではありませんが、)わかる程度に防御力が低下します。
(同様に、斧の防御力マイナスは、表示よりもさらにでかくなります。ケイビークラスの標準的斧では防御力−7となっていますが、実際は−10近いと思っていいでしょう。)
当初は+αの値を調査するのにいろいろなベースステータスのキャラクターを作成して比較する方法で調査したため、そのキャラクター固有の+αがあると思っていました。つまり、そのキャラクターのベースステータスが変わらなければ、+αも変わらないと勘違いしていました。
しかし、装備で俊敏を変化させたときも受けるダメージが変化することに最近になって気づきました。高ランクの槍装備時と、棍棒&俊敏+10腕輪装備時を比較すると、これは気のせいでないな〜というくらいの差が出ますね。
というわけで、今後俊敏の下がるアイテムを身につけるときは、ちょっとだけ防御力の低下も併せて考慮してもいいと思います。