第25号 04/03/05刊行予定 |
■ MoM調査隊 〜 命中率再び |
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以前、命中率に関するレポートをお届けしたが、実験対象はあくまで低Lvキャラ。 しかし、高Lvキャラを持つプレイヤーの方々の中にも納得した方がいらっしゃるかもしれない。 それはちょっとまずいなと思ったので、高Lvキャラについても実験してみた。 低Lvキャラと高Lvキャラ、何が違うかというと、当たり前だがステータスの幅が違う。Lv10で全て俊敏に注ぎ込んでも47。Lv80では全て注ぎ込むと257。低Lvキャラで当てはまることが高Lvキャラで当てはまらないかもしれない。 そこで今回は(・・というより、今回もまた)Lv84の翔鳳さんの協力を得て、実験を行った。 装備次第で200近い俊敏をもち、ペットは俊敏130強のベルガー。十分比較対象になると判断した。 で、長くなるといけないので、結果だけ述べよう。 ・同俊敏でも、高俊敏になるほど攻撃を回避する確率が上がる。 いままで回避率は俊敏の高さではなく俊敏差に関係すると思っていた。 俊敏20〜30程度の場合、同俊敏同士ではお互いの攻撃がほとんど命中する。回避されるのはせいぜい1割強。 しかし、俊敏130ぐらいにもなると、俊敏差がなくとも3割程度回避される。高Lvキャラの試合がかわしかわされの印象を受けるのは、気のせいではなかったようだ。 というわけで、俊敏差のあるなしにかかわらず、俊敏を上げれば回避率は上がるらしい。 ・命中率の下限は1/5〜1/6程度。 やはりある程度の下限(上限)があるようだ。 ・Lv補正はほとんどない。 同俊敏なら、Lv1キャラもLv40キャラもさほど変わらない。 で、一番実感したことは・・ ・調子の差が非常に大きい。 もう、多くのSAプレイヤー達が感じていることとは思うが、実に調子が良いときと悪いときで大きな差がある。 調子次第で、Lv1キャラが同俊敏のLv40キャラの攻撃をばんばんかわすこともあれば、俊敏10キャラが俊敏150キャラに4連続で攻撃を当てたりする。 「何か理由がある」と感じさせる現象が、「たまたまそのときの調子がそうだっただけ」ということが多々あるので、SAで調査をするときは厄介だ。だから、数値にしても「平均するとだいたい○割程度」としか書きようがない。 その他気になったこと ・攻撃力とダメージにも補正がある? 防御力に補正があることは周知の事実だが、攻撃力にも補正があるかもしれない。 攻撃力が大きくなるほど、攻撃力1あたりのダメージが小さくなるように感じる。 これは機会があれば調査したいと思う。 ・属性優劣の効果は3/2程度 属性は攻撃力や防御力ではなく、ダメージを増減することは御存じの通り。 (したがって、防御力の高いキャラは属性の影響が小さい。防御力があれば安定した試合運びが可能というのは、このゲームにも当てはまる。) しかし、どの程度の影響があるのだろうか。筆者は勝手に完全優位(地10対水10など)なら、優劣なし(地10対地10など)の場合の2倍の効果があると信じていたが、実際は1.5倍(3/2倍)程度増。完全不利ならば1.5倍程度減(・・わかりにくい人には2/3倍・・さらにわかりづらいか?)。 完全有利の場合のダメージは、完全不利の場合の2倍(受ける場合は1/2)程度になるわけだが・・あくまで概略の数値である。 ・無属性が一番不利 属性付き装備品次第で、属性が減り、最終的に無属性になることが可能だが、地10対水10と地10対無属性ではどちらの方がダメージが大きいだろう。 水10が地10から攻撃を受けた場合と、水10キャラが風装備をして水8になってから地10の攻撃を受けた場合のダメージを比べると、一見不利な要素の減る水8の方がダメージが小さくなるように予想される。しかし、受けたダメージが大きいのは水10ではなく水8の方。さらに属性を無属性に近づけると、どんどんダメージが増える。 なにかこじつけをするとすれば、「SAの世界には四属性の神様がいて、水属性のキャラは水の神様の加護を受けている。地属性から受けるダメージはたしかに大きいが、加護が全くないよりはマシ」・・そんなかんじだろうか。 ・属性優遇呪術の効果は属性優劣を越えるか? 上記のように、属性優劣の効果は完全で1.5倍程度。一方、属性優遇呪術の効果は50〜100%。(1.5〜2倍。) 楽器を一つだけ装備するとすれば、属性反転を選ぶべきか?それとも、属性優遇を選ぶべきか? もちろん、答えは「自分と相手の属性次第」ということになるが、低Lvキャラが属性完全不利を挽回するために装備するなら属性反転だ。 完全不利の場合、属性の高いキャラなら属性優遇で互角かちょい有利にもっていける。しかし、低Lvキャラでは効果の高い楽器は装備できないし、属性の低いキャラではその効果が半減する。挽回のためなら属性反転の方がお得と思う。 |
■ 野良デュエルのスゝメ 〜 デュエルは闘技場だけでない |
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さて、筆者は一時期デュエル伝道のため、中堅〜高Lv大会開催の他、野試合をしまくっていた。カルターナでLvの近い方を見かけると、回復代をこちら持ちでお手合わせを申し込むわけだ。 そんなLv43のある日、ペット屋の前で見かけたちょっとLv上の方に一勝負申し込んだ。その方は樹里さん(当時Lv54? )だった。 樹里さんはどうしようか迷っているように見えた。彼女を迷わせているものはいったい何なのだろうか。 「闘技場以外ですると魅力が減らないかな?」 闘技場だろうがフィールドだろうが、デュエルで魅力は減らないはずなのだが・・。 そこで、自分が倒されることで申し合わせして、野良デュエルを敢行。魅力は100のままだ。 しかし、魅力は表示上100だけれど、実際は100以上あるのでは?という噂話も聞いたのでそれも検証することにした。 長いこと死んでないはずなので、多分魅力100に達してから何度かLvupしているはず。 そこで、カルターナ村の外へ。デュエル後の回復をせずにリスキーに倒される。(2回やられたか?) 魅力は・・現在98。100に達すれば、それ以上ストックされることはないようだ。 そこでもう一度野良デュエルを樹里さんと敢行。魅力は・・98。変わらず。 ・どこでやってもデュエルで魅力が減ることはない。 ・デュエル中ならペットに折檻しても忠誠度は減らない。 というわけで、野良デュエル、皆さんもがんがん申し込もう。 闘技場の常連も、村ですれ違った無名のキャラ相手に武者修行するもいいかもしれない。 デュエルの才能を秘めている方・・自身でその才能に気付いていない方に会えることが極まれにある。 さて、そんなわけで野試合を申し込んだ筆者だが、しかし、断られることもしばしばあった。 その中で一番多い理由は、「今ペット弱いから」、「俺弱いから」など、つまり、負ける可能性が高いからというもの。 自分は最初から試合にならないようなLv差が大きい相手に申し込んではいないはずだが・・それとも自らデュエルを申し出る人間は、最高の装備に最高のペットに最高の頭脳を持っていて、最初から勝てるつもりで申し込んでいるから勝負にならないと思っているのだろうか?(筆者の当時の装備は棍棒4と癒しLv2の鎧、ペットは並のコバンケスとウポポだった。) デュエルを楽しめるのは、「負ける要素が一つでもある勝負はしない」という方より、「相手が強いほど燃える」「勝てるとは思わないが、一泡吹かせてみせる」という方のほうだろう。 だから断られても、「あまりデュエルを楽しめないタイプの方だったにちがいない」とスパッとあきらめて、次のまだ見ぬ好敵手に向かうことにしている。 (ただ、筆者も「○○弱いから」と断られて一回だけとてもがっかりしたことがある。相手は三国志の登場人物の名の方だった。演義では、主君に策を聞き入れられずとも、たった一人で孫策を迎え撃とうとし、孫策に一騎打ちを挑む武将・・その名を自らのキャラ名とするだけに、多少困難な勝負でも受けて立つような男気のある方と期待してしまった。) それではまた次回。 |