Mercenary of Moon

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 Last update 04/06/29


   
 ■ デュエル大会結果のお知らせ 〜 MoM杯
 
 
 


ケイビー級(Lv10〜19)タッグ




 6月19日(土) 2100 Moon闘技場リング


(今回はまとまって撮れましたので、縮小無しです。)
   
 先日行われたケイビータッグ大会のレポートです。
10チームのトーナメント戦形式でおこないました。


 なお、今回も多数の方からご協力をいただきました。御紹介いたします。

大会審判員を今回もちるる2さんに勤めて頂きました。
大会賞金として、表情筋さん・ジモさん・☆POKO★さんから頂いた資金を使用いたしました。
副賞として、名無しの三平さんちるる2さん、プラティニさんからペットLv1の提供を受けました。

ご支援を頂いた皆様には、厚く御礼申し上げます。

 

参加チーム:
ドンパッチ&ギャンブラー(打倒ね)
☆POKO☆(゚ロ゚;)&新KB改(へっぽこ皇太子ーズ)
桃子&ハサート
プラティニ&テムジン(禿げ前後)
☆poco☆&まろ(暇一族)
裂空・鬼凛
マルスU&ぱんな☆
ワルサー&ライ?
☆疾風☆&ちぃ(ネ申 ロ兄)
X8106&シリィ・コシナカ(MoM)

以上10チーム。
 


 優勝  X8106&シリィ・コシナカ 

 準優勝  ☆poco☆&まろ   (30003s&ブルドン&ルニテス)
 3位   マルスU&ぱんな☆    (10001s&ゴルシス)
 4位   ☆POKO☆(゚ロ゚;)&新KB改   (シーボーズ)




試合結果


 1回戦

○裂空&鬼凛 vs ワルサー&ライ?×
○MoM vs ネ申 ロ兄×

 2回戦

○暇一族 vs 打倒ね×
○へっぽこ皇太子ーズ vs 裂空&鬼凛×
○マルスU&ぱんな☆ vs 桃子&ハサート×
○MoM vs 禿げ前後×

3回戦

○暇一族 vs へっぽこ皇太子ーズ×
○MoM vs マルスU&ぱんな☆×

3位決定戦

○マルスU&ぱんな☆ vs へっぽこ皇太子ーズ×

決勝戦

○MoM vs 暇一族×





試合のダイジェスト


今大会は鈍足攻撃型チームの優勝が実現。「俊敏がなくては勝てない」というSAの通説を破り、鈍足チームに可能性を示す大会となりました。今回は、今後の鈍足チームの参考のため、また鈍足チームの攻略のためを考え、長いダイジェストにしました。

2チームの鈍足チームが参加しましたが、2チームの明暗は受けの強さによって分かれました。両チームを比較すると、鈍足チームのあり方と攻略の仕方の両方が見えてくるでしょう。
(鈍足攻撃型のチームの時代が来たのではなく、ようやく同じステージに立つことが可能になったにすぎません。これからです。)


第6試合 MoM 対禿げ前後(プラティニ・テムジン)戦




MoMは初戦と同じくトリノプスとブリンテス。プラティニサイドはベルガーを2頭揃えて試合に臨む。
相手が低速コンボを狙うならこちらは高速コンボを決める、“やられる前にやる”作戦だったと思われる。開始早々、X8106に全員が襲いかかる。決まれば、最悪でも1対1に持ち込める。しかし、決死のコンボ攻撃は1コンボのみ。3番目のベルガーと4番目のブリーダーしかつながらなかった。1,2番目はトリノプスの忠犬に阻まれ、X8106を倒すには不十分。
この時点で試合は決まった。MoMは反撃し、低速コンボでテムジンを葬る。残るプラティニもテムジンと同じ運命をたどった。


第7試合 へっぽこ皇太子ーズ 対暇一族(☆poco☆・まろ)戦

ワルサー&ライ?を破り勝ち上がってきた裂空&鬼凛チームを、(裂空の不運もあったが)わずか2ターンで葬り、圧倒的な破壊力をみせるへっぽこ皇太子ーズと、ドンパッチ&ギャンブラーチームとの接戦を制した暇一族の顔合わせ。
怪腕ブリーダー×2、ブラキトス×2のへっぽこに対し、暇一族は俊敏防御型ブリーダー×2、リゼノドン×2の布陣。

暇一族はへっぽこの一角を崩しにかかる。まろが地優遇を唱え、パワーアップした両リゼノドンでPOKOブラキをKO。へっぽこはまろを狙うが、コンボ不発で攻撃を回避され、まろのKOならず。

これでへっぽこは一気に崩れる。受けの弱いPOKOはペット無しでは為す術なし。ガードで耐えるPOKOをパートナー新KB改は救えない。暇一族は攻撃とガードブレイクの2択攻撃をPOKOに仕掛け、POKOを瀕死に追い込む。POKOは運を天に任せ、ペット交代に踏み切るが、あえなくダウン。孤立した新KB改は、暇一族を崩せぬまま力尽きる。


第8試合 MoM 対マルスU・ぱんな☆戦

MoMは初戦と同じくトリノプスとブリンテス。前回優勝の桃子・ハサートを撃破して士気の上がるマルスU・ぱんな☆は両ブリーダーともヤンギを選択。

マルスUサイドは、攻略容易と見たか、X8106のトリノプスを両ヤンギで攻め、これをあっさり葬る。一方のMoMは、ブリーダーのガードを感じ取ったのか、マルスUヤンギを狙い、これをKOする。

両チームともに、ペットを1頭失い、リーダーが裸の状態。マルスUはペット交代を行う。ぱんな☆がこれを守護でサポートし、マルスUはブルドン投入に成功する。そしてぱんなはヤンギでX8106を攻撃。しかし、X8106は、ヤンギの背水も単発なら耐えられると見て、シリィとコンボ攻撃に出た。X8106は攻撃を受けきり、マルスUのサポートのために隙のできたぱんなにコンボを決め、ぱんなをKOする。

これで1対2となったが、マルスUは手負いのX8106を仕留めて1対1に持ち込みたいところ。ブルドンでX8106のとどめを狙うが、X8106はガードでしのぎ、この間にシリィがトリノプスを呪術で復活。復活したトリノプスは属性を活かしブルドンの攻撃を余裕を持って受け止める。X8106は回復を済ませ、MoMは態勢を立て直す。マルスUはターゲットをシリィに変更。呪術でシリィの壁のブリンテスを止め、ブルドンの攻撃を叩き込む作戦に出る。しかし、呪術は決まらず、MoMの反撃をうけて力尽きる。


3位決定戦 へっぽこ皇太子ーズ 対マルスU・ぱんな☆戦

へっぽこは前戦に同じくブラキ×2、対するマルスU・ぱんな☆は、ブルドンとヤンギロス。
マルスUサイドは、ペットコンボでPOKOを狙う作戦。これが見事に決まり、POKOは吹き飛び、ペットのブラキも離脱。へっぽこは攻撃する前に2キャラを失ってしまい、効果的な反撃を行えないまま、残る新KB改も力尽きる。


決勝戦 MoM 対暇一族(☆poco☆・まろ)戦

鈍足攻撃型ブリーダー同士のMoMは、大会を通じて先発ペットの変更はなく、トリノプスとブリンテス。対する俊敏防御型ブリーダー同士の暇一族は、準決勝でへっぽこを撃破したリゼノドン×2の布陣で臨む。

暇一族は対へっぽこ戦と同じ作戦をとるかに思われたが、反撃をうけたときのリスクと、属性有利のため属性優遇抜きでもいけると踏んだか、安全な作戦に出た。ブリーダーはガードを固め、両リゼノドンでシリィ・ブリンテス撃破を狙う。しかし、カメに劣らぬ防御力とブーイ並の耐久力を有するブリンテスは、苦手属性のはずのリゼの背水2発を耐えきる。MoMの反撃は、ガードのあまいまろのリゼへ。ペットが属性負けながら4キャラ全ての攻撃をヒットさせ、まろリゼをKOする。

暇一族は、まろとpocoのどちらが狙われても対処できるように、まろに鏡、pocoリゼに守護を唱える。そしてpocoリゼでブリンテスのとどめを狙う。これに対してMoMは回復に専念。ブリンテスとシリィはガードを固め、X8106はブリンテスをアイテムで全快。トリノプスは忠犬でX8106を守る。このトリノプスの忠犬攻撃はまろの鏡に引っかかるが、ほとんどダメージはなく、鏡を潰した格好となった。

体勢を立て直したMoMに対して、暇一族はまろのペット交代で立て直しを図る。pocoは鏡をまろに唱えてペット交代をサポート。まろはゾディノスを投入する。読み通りMoMはまろを狙ってきたが、しかけた鏡は攻撃の先陣を切るトリノプスに潰される。ブリンテスのガードブレイクは不発に終わるが、X8106とシリィのコンボが決まり、まろはダウン。

pocoは自身に鏡を唱え、リゼでシリィを狙うがブリンテスに阻まれる。MoMはpocoのリゼを攻め、コンボは不発に終わるものの、リゼを瀕死に追い込む。
pocoはリゼの回復を図るが、MoMはその隙を狙い、pocoを攻める。またもトリノプスで鏡を潰し、残るキャラでコンボを決め、pocoを吹き飛ばす。


第2試合 MoM 対ネ申 ロ兄(☆疾風☆・ちぃ)戦

鈍足攻撃型ブリーダーのMoMはX8106はトリノプス、ヒップアタックの名手?シリィ・コシナカはブリンテス。ネ申 ロ兄は、投石を武器とする俊敏攻撃型のちぃと俊敏防御型?の☆疾風☆の組み合わせ。ペットはちぃがヤンギロス、疾風がベルガー。ちぃはヤンギをダメージソースとしてよりも壁として用いた。

試合は、疾風・ちぃサイドがX8106・シリィの狙いを再三読んで防ぐものの、運が味方せず、軍配はMoMに上がる。この試合でギリギリの勝利をものにしたMoMは、以後大きなピンチに陥ることなく優勝を手にする。

開始直後、ブリーダーを活かすべく?疾風は水優遇を唱える。狙いはシリィ。ちぃの投石でシリィは少なからぬダメージをうけるが、他の攻撃はシリィのブリンテスが忠犬でブロックする。X8106・シリィはちぃを狙うが、コンボ不発。ちぃは回避とヤンギの忠犬で受けきる。

シリィはガードを固め、X8106がシリィの回復に当たるが、疾風・ちぃサイドはこれを読んでいた。隙のできたX8106にちぃの投石とベルガーが襲いかかる。X8106はちぃに対して属性不利でないのか、投石のダメージはさほど大きくなかったが、ベルガーの攻撃をブロックしたトリノプスが大きなダメージを受ける。

X8106・シリィは回復に徹する。ガード、忠犬で耐えつつ、X8106はペット交代でブラキ投入、シリィはティオでチームを回復する。疾風・ちぃは攻撃の矛先をシリィに変えるが、疾風が唱えた水優遇があだとなり、シリィ・ブリンテスに大きなダメージを与えられない。また、X8106・シリィが壁ペットの忠犬攻撃を常に疾風・ちぃ両ブリーダーに振るため、ダメージが蓄積してきた疾風・ちぃサイドも一旦攻撃の手をゆるめて回復を行う。

態勢が整った両チーム、攻勢に出る。疾風・ちぃサイドはX8106を狙い、忠犬でX8106守るブラキを瀕死に追い込む。X8106・シリィは疾風を狙うが、疾風はこれを読んで全てガード。しかし、ガードしたものの、その削り量は馬鹿にならない大きさ。

ちぃは投石で瀕死のX8106ブラキをKO。壁を失ったX8106に疾風ベルガーとちぃヤンギの攻撃を叩き込む。しかし、X8106はこれを受けきり、疾風に反撃。シリィ・ブリンテスのガードブレイクと先ほどの削りでダメージが蓄積していた疾風は、X8106の攻撃をガードするが、X8106に削り倒される。シリィがブラキKOを予想して復活を先行入力していたため、X8106のブラキは復活を果たす。

パートナーを失い、対する相手チームは1キャラも失っていないこの状況、ちぃは窮地に立たされているように見えたが、秘策はあった。ちぃは手負いのX8106に“鈍足キャラ回避不能の2択攻撃”投石&ガードブレイクを仕掛け、X8106をKO。シリィとの1対1に持ち込む。

ちぃは数ターンに渡るシリィとの1対1の攻防を繰り広げるが、耐久力の低さがあだとなる。ちぃは、気力切れで後がないシリィの攻撃を的確にガードするものの、削りダメージが蓄積して力尽きる。

 

表彰式の模様



準優勝チームにちるるさんから豪華な副賞
(ちるるさんはブルドンLv1をちゃんと二人分用意していました。)


大会所見


 課金後初のケイビー大会となりました。あまり集まらないのではないかと思いましたが、ケイビーが性に合う方は残っておりましたね。トーナメントでの開催となりました。

さて、今回は鈍足攻撃型のチームの活躍が目立ちました。これが必ずしも今後鈍足チームが増えることを意味するわけではないと思います。しかし、その存在は「会場を沸かせて去っていくチーム」から「優勝もあり得るダークホース」に変わるでしょう。
また、優勝チームは、火力ペット・守護・属性呪術を捨てて、耐久力型ペット・復活呪術を選び、結果を出しました。ペット・アクセサリー選びの幅も広げました。
今後、可能性に挑む様々なチームが集うおもしろい大会となってくれれば幸いです。

トリノプスについては、「トリノプスでない方がもっと楽に勝てたのではないか?」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。しかし、答えは「No」です。今回のチーム編成においてはトリノプスはプラスに働きました。(そこまで計算していたわけではないが、結果としてチームに受けの強さがもたらされた。)

 次回7月中旬を予定します。次回もまたよろしくお願いします。
それではまた。
 



 

 


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