“Armor vs ○○ ○%”というのは、説明書を見ると、「○○に対する防御率が○%」ということらしい。たとえば、“Armor vs Jvr 50%”とあれば、槍に対する防御率が50%ということになる。具体的に被ダメージがどうなるかというと、大方の察しのとおり、被ダメージが50%減少する。
実際にシトト沼の最初に出てくるやりトンの攻撃を50回ほど受けて、ダメージを比較してみた。“Armor vs Jvr 0%”のパタポンの平均ダメージは13。一方、“Armor vs Jvr 50%”のパタポンの平均ダメージは6.4。回数が50回程度なので誤差はあるだろうが、被ダメージはステータスのとおり約50%減少した。
次に“Resist vs ○○ ○%”について見てみよう。これまた説明書を見ると、「○○に対する抵抗値が○%」ということらしい。○○は、Crit(クリティカル)、KB(ノックバック)、Cnc(よろめかせ)の3つが入る。具体的にどうなるかというと・・、弱ったことに、ジゴトンのステータス(クリティカル率等)がわからないので比較しがたい。
しかし、クリティカルは見てもわからないので比較は無理だが、ノックバックやよろめかせならわかるかもしれないので比較してみた。ここで驚くべきことがわかった。なんと、れあポンの種類によっては、数値が全く意味をなさないのだ!(もっとも、下位れあポン4種の運用で既に述べているので、読んでも驚かないと思うが。)
内容がかぶってしまうが説明する。実際にやりトンの攻撃を受けた場合、パタポンは“Resist vs KB”の数値が大きいほど、相手の攻撃を喰らってもノックバックする回数が減った。これまた50回程度受けての平均になるが、“Resist vs KB 0%”でノックバックする確率は37%、“Resist vs KB 10%”で29%、“Resist vs KB 30%”で25%と、数値はあてにならないが、抵抗値が大きいほどノックバックしにくくなることは確かだろう。
ところが、ピョコラとモフールは結果が違った。たてポンの場合どちらも“Resist vs KB 20%”なのだが、ピョコラのノックバックする確率は59%!ふぬけじゃないかと思うくらいノックバックしまくる。逆にモフールは0%。全くノックバックしない。シトト沼で実験したので、槍ばかりでなく投石機(とうせきき)の石が飛んでくるのだが、他のパタポンなら下手すると一撃でおだぶつの投石を喰らっても、モフールは1ドットも下がらない。(もちろん死ななければの話だが。)つまり、“Resist vs ○○”の数値に左右されないれあポンがいるのだ。
ちなみにノックバックする距離の異なるれあポンがいる。それはモギュンだ。モギュンはノックバックするが、ちょっと後ろに下がる程度。(ひょっとすると、モフールもノックバックしているのだが、下がる距離が0ドットなだけかもしれない。)
それと、“Resist vs Cnc”について。よろめきにくさと思っていいだろう。自身の攻撃を出す前に相手の攻撃を浴びてよろめくと、攻撃を出せずに終わってしまう。攻撃速度が遅いキャラがよろめきやすければ、いつまでたっても攻撃を出せないわけだ。
これについてはピョコラが特殊で、よろめかせの抵抗値が何%であろうとも、ピョコラは全くよろけない。