広島の真宗学寮では、今年(平成18年)創設100周年を迎えて各種の記念事業が精力的に執り行われました。
学寮創設者高松悟峰和上が、大正8年の夏安居において易行品について講述され、講本を当店から刊行させて戴いた和上との深いご縁があります。
この講本は、学寮で研鑽されている諸氏にとって必読の書と思い重版することを計画したのですが、資料として保有していた本は損傷がひどく、取り敢えずは損傷部分を修整しデジタル画像とするところまでこぎつけることが
出来ましたので、「刊行時の雰囲気を残すことも重要」という理由をつけて プリントアウトしました。