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ちょっとさぼってしまいましたが、忘れていたわけじゃありません。
今回は「水」について。海や川、湖に出かける人も多いと思うので、この機会に「水」について考えてみましょう。

 水の惑星・・・地球。私たちが住んでいるこの星には「水」という物質が豊富にあります。この「水」という物質、かなり特殊な物質のようです。
普通、物質は固体になると重くなります。密度が増すので当然です。ところが、水は固体になると軽くなるんです。氷は水に浮きますね。こんな物質は他にないそうです。
それに常温で液体の物質も少ないですよね。水、アルコール、水銀。このくらいかな?

 約36億年前、この「水」の中から生物が生まれました。このときから地球上の生物は水と切っても切れない縁で結ばれています。
私たち人間の体は70%が水分です。体重60kgの人は42kgが水なんです。ほとんど水ですね。そのうち体重の5%の水分がなくなっただけで命に危険が及びます。60kgの人なら3kg(3リットル)の水分が体からなくなると危ないんです。日常生活だけで毎日1リットルの汗をかいています。ちょっとした運動で1リットルくらいの汗はかいてしまいます。尿(おしっこ)は大人の人で1日平均1リットル〜2リットル。3リットルの水分は何もしなくても1日で消費してしまっています。

 このようになくてはならない水ですが、同時に恐ろしい物質でもあります。
九州での豪雨はいまだに影響を残しています。海ではすでに海水浴客が溺れて亡くなっています。川や湖でも事故が多発しています。水の恐ろしさを忘れた人間たちの結末です。
私たち人間は陸上で生活する動物です。水の中は苦手です。また、水の抵抗は想像以上です。人間を流すのに急な流れは必要ありません。人が歩く速さの流れがあれば足を取られてしまいます。服を着ていれば自由に動くことさえ出来ません。

 これが「水」の真の姿です。必要なものでありながら凶器にもなる。それなのに私たちは水のことを知らなすぎます。もっともっと水と接し、水の大切さと恐ろしさを体験してください。

  


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