title1ゴミを捨てるな!


私は釣りをしています。話題のブラックバスフィッシングです。
バス釣りをしているといろいろな問題があることが分かります。バス害魚論、釣り人のマナー低下、利益優先の釣り業界、水を殺す水辺の開発、そしてゴミ問題。
釣りをしない皆さんにも直接関係があるのはゴミ問題かな?
ということで「ゴミ」のお話です。

 今の日本は「ゴミ」で出来ています。これは言い過ぎではありません。悲しいけど本当のことです。
例えば近くの公園に行ったとします。ふと足元を見ると、空缶、煙草の吸い殻、ガムの紙屑、etc。それじゃゴミ拾いをしよう!と拾いはじめると1時間もしないうちにコンビニの大きなビニール袋何個分ものゴミが拾えることでしょう。しかもゴミを入れるビニール袋まで拾うことが出来ます。つまり、ゴミ拾いをしようと思えば準備は要らないということですね。(皮肉です)
これが釣り場となればもっとひどい。最近はゴミ拾いをする釣り人が増えていますが、焼け石に水という状況です。たった300mの範囲で半年に軽トラック3台分のゴミが捨てられています。釣り糸や針など危険なものがいたるところに落ちてます。小さなお子様がいる人は絶対に釣り場に連れて行ってはいけません。釣り人が言う言葉ではないでしょうが、釣り人だから言える言葉です。
郊外のお店には大きな駐車場がありますね。大抵はごみ箱が設置されています。にもかかわらず駐車場全体がごみ箱になっています。御丁寧にゴミをビニール袋に入れて口を縛ってきちんと駐車場に捨てていく人もいます。煙草の吸い殻を1ヵ所にまとめて捨てていく几帳面な人もいます。空缶を等間隔に1列にならべる暇な人もいます。(もちろん皮肉です)

 「ポイ捨て禁止条例」なんてものも出来てます。でも、捕まった人はいないでしょう。取り締まりをしているところを見たことはありません。だいたい、街の一部の地域だけを対象とした条例に何の意味があるのでしょうか?街は人しか居ないのだからゴミで溢れかえってもあまり問題はないような気がします。自分達で出したゴミなのだから自業自得です。それより自然が残っているその他の地域の方が大切ではないかと思うのです。人間の出したゴミで被害を受けているのは人間以外の生物達だからです。どうしてこのような地域に「ポイ捨て禁止条例」が対象とならないのでしょうか?目の前だけを見ている自分勝手な人間達の愚かな一面ですね。

 さて、結論です。「ゴミを捨てるな!」この一言です。
ポイ捨てをしない。食べ物を残さない。物(例えば電化製品)を大切に使う。(紙などを)無駄使いしない。いろいろな意味が含まれています。私自身にも訴えています。
でも、本当に聞いてほしい人にはこの様な情報は届かないんですよねぇ。聞く耳も持たないし。こんな人にこそ「ポイ捨て禁止条例」を行使してほしいな。


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