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気ままに来らむ 『時空をこえて』! |
家庭崩壊阻止はジェラシイか?それとも友情か??
:久木田憲司
2015年3月4日投稿
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写真は後日掲載致します。 |
もう20年位前の話ですが、40歳代前半の頃に48会・S君に連れられて、スナックYに行きました。マスターから店の新入りのMちゃんを紹介され、仲良しになりました。その後、店に行くたびにMちゃんは何故かS君よりも私の横に着くようになり、次第に懇ろとなり同伴出勤もするようになりました。 ある時、Mちゃんが私の横に座るとS君が何で久木田の横ばかりに座るのかと怒り出しました。するとMちゃんは「だって!!久木田さんは優しいもん!」と言いましたので、私も良い気分になりました。 別の懇親会の三次会か四次会のあとにS君と2人だけでその店に行った時、Mちゃんは休んでいて店には居ませんでした。すると、S君が神妙な顔つきになり、実はMちゃんは48会・K君(S君と同じ部活)の妹で、バツ一で今は一人で暮らしていると話しました。 次に私一人で店に行った折、店が終わり2人で食事に行って彼女のマンションに彼女を送り届けた時に、部屋に寄っていかないかと誘われましたが、しばし間を置き、「・・いいわ」と断り最後の一線を越えることはしませんでした。 その後も数回店に行きましたが、何故かMちゃんとは気まずくなってその店から次第に足が遠退きました。 一昨年にあった卒業40周年記念同窓会で48会・K君に久しぶりに会った私は、宴の途中で彼の隣に座りグラスを傾けながら「妹は元気にしている?」と静かに尋ねると、「久木田!!何ば言よっとや?俺には妹は居らんよ!」との返事。「えっ!?」と絶句すると同時にS君にしてやられたと思いました。 S君本人もバツ一でしたが、女性関係では百戦錬磨であった彼の嘘は、起こりうる私の家庭崩壊を憂慮した友情だったのか?それとも単なるジェラシイだったのか?今はそれを確かめようもありません。 将来、三途の川を渡ったらS君本人に確かめましょうかね。死に水で杯を交わしながら!! |