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気ままに来らむ 『時空をこえて』!

「閑さや岩にしみ入蝉の声」・芭蕉と曽良に誘われて
久木田憲司
2014年11月28日投稿


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山寺のお堂の眺め

岩山の左が天狗岩、中央が五大堂、右が釈迦堂です。麓に本坊と寺前町があり、手前にJR仙山線の鉄橋が掛かり、その先に山寺駅があります。
                          


溜まっていた振替週休(土・日勤務の代わりの休み)を11月の三連休の後に続けて取って、芭蕉のお供をした弟子・曽良みたいに、我家のかみさんのお供(荷物持ち)で奥の細道・芭蕉の足跡を訪ねる旅に行ってきました。

国内旅行はぶらり旅の私にとっては、黌校の修学旅行以来43年ぶりの国内ツアー旅行でした。北は北海道から南は沖縄まで、全国から約120人が羽田空港に集合して3台のバスに分かれての観光旅行ですが、バス3台はそれぞれ時差を取りあって走りますので、約40人のクラス旅行のようでした。

名勝・松島と平泉・中尊寺は、3年前に一人で勝手に旅した東日本震災復興支援の旅以来の来訪でしたが、紅葉時期の東北は初めてで、特に今回山形県を初めて訪れました。山形蔵王温泉宿でかけ流しの酸性湯を満喫し、翌朝早く
「閑さや岩にしみ入蝉の声」
に詠まれた天台宗・立石寺(りっしゃくじ):通称・山寺に着きました。時間の関係で、岩山にある五大堂に登れなかったのは残念でしたが、観光客も少ない山寺を眺める事ができました。

また、今回の旅では、ついでにかみさんは初めてで、私は約20年ぶりの日光東照宮にも足を伸ばしました。中禅寺湖周辺の紅葉は終わっていましたが、二宮・一寺周辺はまだ紅葉真っ盛りでした。今は改修工事中でしたが、東京オリンピック前の2019年には陽明門、本殿・拝殿の全面改修が終わって綺麗になっているそうです。

江戸時代初期において諸大名の軍事費を文化事業費に組み替えさせた徳川二代(秀忠・家光)の功績(約260年の平和が続いた)は存分に認めますが、また来てみたいとは思いませんでした。

今回は国内ツアー旅行も良いなーと思いました。その訳は、会津民謡・「会津磐梯山」の小原庄助さんではないけれど、団体旅行なので朝寝は出来ないけど、かけ流しの温泉での朝湯とそのあとの朝酒(ビール)は最高でしたね。朝食・昼食時での飲酒は運転をしない気楽さがなせる連日の楽しみでした。

 それで、夫婦、女性グループ、母娘での参加者がほとんどのツアーの中で北九州から参加の還暦男性5人組は、異彩を放つ存在で、各自がオプショナルツアーに参加したり、自由行動だったりと楽しそうでした。

東京48会の幹事さん方、2020年の東京オリンピック開催期間に行われるであろう東京48会・同窓会の前後に、羽田空港又は東京駅集合で新幹線・チャーターバスを利用したツアーへの参加を考えて見ませんか?そしたら修学旅行気分で48会員を誘って熊本からも押しかけて参加しましょうかね。

また、今回初めて山形県を訪れた事により、人生60年間で通過したことはあっても訪れた事がない処は、あと群馬県と長野県の二つだけになりました。機会を作ってそこを訪れて65歳までには47都道府県を制覇しようと思っていますが、48会員で私にお付き合いできる方は、真田昌幸・幸村親子の上田城跡、諏訪氏史跡、富岡製糸場、又は7年に一度行なわれる諏訪大社の御柱祭(次は再来年)でも観に行きましょうか?ツアーでもぶらり旅でもご一緒の珍道中は良いかもしれませんよ。

追記:
12月3日に雪のためJR仙山線の山形市の山寺駅−面白山(おもしろやま)高原駅間で快速列車が停電で立ち往生し、乗客約300人が列車内に8時間閉じ込めらて寒い思いをしたと報じられましたが、そこいらは凄い山あいの地でした。
しかし、何故JR東日本はそんな路線を電化してたんでしょうかね?今までに私が旅した雪国の山あいにある単線は、ほとんどはディーゼル機関車でした。ディーゼルだったら寒い思いはしなかったでしょうにね。
今度、JR東日本の3組・田浦君に会ったら聞いてみましょうかね。
 



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