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気ままに来らむ 『時空をこえて』!

「人間ジュークボックス」では:久木田憲司

2014年10月25日投稿



2年生の時のフォークバンド「しいらかんす」の黌校体育館・壇上ライブの時の写真です。左端の鉢巻(濟々)が竹田君、歌っているのが私、右端がギターを弾きながらハモっているのが佐藤君です。この3人が狭いダンボール製の箱の中で、ギターを奏でながら大きな声で歌っていましたよ。・暑苦しかったかな??? ・記憶にございません。(ロッキード事件・国会証人喚問での小佐野賢治調で)
                          
黌校3年生の時の文化祭では、私は3年3組での手相見・人生相談の合間を縫って、3年5組の教室で佐藤君と竹田君がしていた人間ジュークボックス(ダンボールで大きな箱をつくり、その中に3人が入り、ギターを演奏して歌う)にも勝手に押しかけ応援に行きました。

人間ジュークボックスは、3人が演奏できる歌の曲名が書いてある手作りのリクエストカードをボックスの表に掛けて、その中から聴きたい曲のカードを投入口から入れるというものでした。
そして、吉田拓郎の「旅の宿」を選曲した人には、「ススキのかんざし」と歌詞にあったので、3本ほどのススキの束をプレゼントしていました。

また、曲が終わる度に次々と選曲カードか投げ込まれるので、自分達の演奏と歌を気に入ってくれた女生徒が多く居るんだと、箱の中で勝手に思い込んで3人で調子に乗って歌っていると中学生のグループが悪戯で入れていたことが分かりガッカリしました。

人間ジュークボックスで歌った曲は、当時流行していた「傘がない」、「旅の宿」、「友よ」、「遠い世界に」等があったと思いますが、私には「ぼくの好きな先生」が記憶に強く残っています。あまりリクエストはなかったけど、レコードでその曲を歌うグループは変な3人組バンドやなあと思った事と、バンド名の「RCサクセション」が気になって、デビュー・シングルの「宝くじは買わない」を下通のマツモトレコードで試聴した事を覚えています。

 他にこのようなバンドはありませんでしたがフォークの分野に入っていましたので、フォークって幅広いのだなあと思いました。
それで、十年ほど後にテレビでたまたま観た人気ロックバンドが、それと同じバンドだと気づくのには時間がかかりました。

佐藤君のコメント:人間ジュークボックスでは、僕はひたすら陽水の「傘がない」を歌っていた記憶があります。

私のコメント:動物愛護センター勤務の時に、繁華街の下通での犬(保護や捕獲したもの)の譲渡会を企画しました。アーケードでの子犬の展示について警察から許可が出なかった時に、マツモトレコードの松本さんは快く無償で5階にあるライブホールを提供してくれました。
老舗として熊本の音楽シーンを飾ってきて下通を盛り上げようと頑張ってきた店が平成18年に閉店する事を知った時、熊本の街の一つの時代(熊本にしかないもの)が終わったなと私は思いました。

 



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