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気ままに来らむ 『時空をこえて』!

たまり場は、金の切れ目が縁の切れ目かな?!
久木田憲司

2014年8月5日投稿

「スナック・あ」と「スナック・い」があった辺りの現在の夜景です。当然、今は2軒とも看板はありませんけどね。
                                  
 
濟々黌・昭和30年代卒のある学年では、Aさんの彼女Bさんがしている「スナック・あ」に行くと、必ずAさんとその同級生が飲んでおられました。そこがたまり場になっていたので、30歳代から先輩達にそこに連れて行ってもらっていた私は、48会にもこんな所があったらいいなあと思っていました。

40歳前後の頃に、48会のS君がつき合っている彼女の「スナック・い」があることを聞き、よく利用するようになり、他の48会員にも紹介して48会のたまり場的な店になりました。

しかし、その後、S君が病に倒れたあとは私は店から足が遠のき、「スナック・い」が閉まったことを風の便りに聞きました。そして、S君本人から彼女と別れた事を聞いた時、「別れてよかったと思うよ。金の切れ目が縁の切れ目だよ」と励ましたことを覚えています。

「スナック・あ」には、Bさんの息子が黌校に入学したこともあり、一人で顔を出すことも多くありました。Aさんが居なくても、必ずAさんの同級生が居られて、楽しい時間が過せる店でした。
Aさんが居ない時に、クラスメートにつれられて初めて来店したAさんの同級生(県外在住)が、BさんをAさんの妻と勘違いされて一生懸命話しかけていましたが、その人に気まずい思いをさせることなく上手に話を合わせておられましたので、「さすがにBさんはプロフェッショナルやな」と内心感嘆した事を覚えています。

高校事務職の1組・川野君が黌校事務室に勤務していた時に、年収金額から考慮して個別に「授業料免除」を在黌生の母子家庭の保護者に勧めていたら、「息子に嫌な思いはさせません」と言って、きっぱりとそれを断った母親が居たと話すのを聞いた時、すぐにこのBさんの顔を私は思い浮かべました。

Bさんにも孫ができられ数年前に店を閉められました。

私の想像ですが、この方の場合は「縁の切れ目が金の切れ目」だったのでしょうかね?

うかれ街(まち)あたりで名をあげられていたAさんとも、大同窓会でも街でもすっかりお会いすることがなくなりましたが、お元気でお過ごしでしょうかね??
 
 



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