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気ままに来らむ 『時空をこえて』!

手元に置く教育:岩原和哉

2015年11月09日投稿

 

進学、転勤、就職、退職等に伴っ て、新しいステージに向かって心あらたに社会に乗り出す人々が、沢山いらっしゃると思います。私がある企業に就職して3年目頃の 話です。尊敬するU上司のもとを離れる転勤の辞令が下 りました。やや、落ち込んでいると、ある先輩が、「Uさんはお前が一人前に育ったから転 勤を上申するのだと話してくれました。半人前なら自分の手元に置くのだ。あのひとはそういう社員教育をする上司だ。」と。私はそ の数年後に家業を継ぎました。あれから35年。今までに友人や先輩との付き合いの中では同じような話を聞いたことは殆どありませ ん。反対に、上司や先輩から、外されたとか、飛ばされたというような話は、真偽の程は定かではありませんが、聞いたことは一度で はありません。この年になって、40歳そこそこで故人になった、元上司に、手を合わせ、深く頭を垂れています。

 
2君 岩原





 

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