1. ページ 部数 で 決まります。
A.部数は、300部くらいが一冊あたりの単価との釣り合いがとれる均衡点です。知人に配ることもできますし、一部書店で新たな読者に出会うこともできます。
B.なるべく多くの読者に渡ることを望むのでしたら1,000部以上作って単価を下げて、県下の有名書店に配本して販売をお願いします。売れれば製作代が還ってきます。
C.思い切って全国発売することも可能です。その場合最低でも3,000部は作らないと対応できません。
D.反対に近親者・知人に配ることを目的とする私家版として100部つくることも可能です。その時は一冊あたりの単価が上がることはやむを得えません。
 どのスタイルをとるか、よくご相談させていただきます。
2. 判型製本の仕方 で 決まります。
A.最も一般的な書籍の判型は四六版(127×188ミリ)です。文芸書・随筆などの手に取りやすい形です。
B.それよりやや大きいサイズがA5判(148×210ミリ)で研究書などに採用されます。
C.画集や写真集、詩集は大型のA4判サイズ(210×297ミリ)が採用されます。それをもとに縦長や横長、正方形など変型にして内容にふさわしい形を探ります。
D.その他さまざまなサイズにすることも可能ですが、本棚に並べた時や保存のことも考えて決定されたほうが良いでしょう。
3. 製本は大きく分けて並製本上製本に分かれます。
1.上製本は金額を押し上げますが、ハードカバー(厚紙を芯にしたかたい表紙)で本文の束が鎧われ堅固ですから、長期の保存を意識したスタイルといえます。本の背は丸背と角背どちらも出来ます。布を貼ることも可能です。
2.現在最も多く採用されているスタイルが並製本です。昔は使っているとばらけたり折りごと脱落していましたが、いまではそんなことも無くなりました。本の背中は角背です。これにカラーのカバーを掛けて訴求し、帯を掛けてキャッチコピーをうたって店頭に並べらているのはご存じのとおりです。

出 版

いくらかかる
ページ数
1ページいくらではありません。
8ページあるいは16ページが単位で計算されます。
部数
部数の考え方は右に書いたとおりです。それぞれの本の目的・性格に合わせて決定してください。
判型
文字中心の本、写真・図版中心の本という性格で選択します。
印刷・製本
墨一色からフルカラーまで、上製本ら簡易製本まで対応。すべて地元で可能です。
思ったより製作代には影響を与えません。内容には大きく作用します。