エルサレムからのHOT NEWS
−イスラエル・パレスチナの紛争の解決を願って−


分 離 壁


http://come.to/zababdeh
2003年11月1日

 もう本当に三年半が過ぎたのでしょうか。あと二ヶ月を切ってザバブデ での私たちの時間が尽きようとしていることに驚いています。友達や、ここザバブデ での家族と共にクリスマスを祝って後、私達は別れの挨拶をして合衆国に戻ります。この場所と人々から離れると、とても寂しくなることは分かっていると同時にまた、フラストレーションや危険がなくなってほっとすることもわかっています。場所から場所へ、遅れることなく、怖れや悩みを感じずに旅行できるのは幸せなことです。戦車やヘリコプターに耳をそばだてることもないのはうれしいことです。停電が前もってわかる電気、電話、水があるのは幸せなことです。銀行、病院、店へゆく確かな道路があるのは幸せなことです。また郵便物を手にできることはなんとうれしいことでしょう。そして、ちゃんとしたピザやアイスクリーム食べられるのは本当に幸せなことです。

 先月、私達は撮影のため、ナブルス、ジェニン、トゥバス、そしてヤラムに行って来ました。私達はそこの土地の人々の忍耐、特に、信じられないような困難やちょっとした旅行についてまわる危険をものともしないことにびっくりしました。私たちは又、分離壁の出来てゆくことに驚き、苦しんできました。それは西岸地区深く、くねくねと続き、ヤラム,カルキリア、トゥルカレムの町々や村々に住む人々を閉じ込め、ある場所では、有刺線のループ、堀、パトロールの道、他の場所では、監視塔や高いコンクリートの壁を見ました。パレスチナ人はそこから出ることが出来ません。現実を見るための情報は殆ど与えられていません。ショッキングで不安です。壁からは良いことは何一つ生まれません。

 私達は友人のキャサリン・メイコックの以下の随筆をお勧めします。これより巧くは言い表せないほどです。それを読んで、11月9日が分離壁を止める日として指定されたことに注目してください。

平和が皆様の上にありますように。
                      エリザベスとマーサム・サンダース

MarthameとElizabeth Sandersはザバブデ のキリスト教パレスチナ人の村で働いている長老派アメリカ人です。



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