アフリカへの旅は、いきなりの出発時刻変更から始まった。12時に成田に集合した僕らを待っていたのは、午後3時出発が7時半に変更されたという知らせだった。係員から少しばかりの説明を受けた後は、出発までひたすら待ち続けることになった。しばらく後に表示板を確認すると、さらに8時出発に変更されていた。長い時間ののち、やっとのことで搭乗してもなかなか飛び立つ気配がなく、結局9時半過ぎにようやく離陸となる。もうこれだけで疲労困憊である。ツアーメンバーは全部で5人、新婚旅行の前田さん夫妻、日本のお父さん的雰囲気の吉田さん、当時27歳の僕と同世代ヒルマさん(最後まで漢字がわからなかった)と僕、というメンバーである。
搭乗後、1時間ほど待たされて何とか飛び立ったものの、4時間ほどでマニラに着陸する。この料金のツアーではパキスタン航空を利用するため、成田からマニラ・バンコクを経てまずパキスタンのカラチに到着し、乗り換えてまたアラブのドバイを経由し、24時間あまりかかってようやくケニアのナイロビに到着するという優雅な(?)スケジュールになっている。このうち、カラチでの乗り継ぎの時には、成田出発が遅れた影響で時間が際どく、ぎりぎりセーフといった感じになった。バンコクあたりまで赤ん坊の泣き声があちこちで轟いてほとんど寝付けなかったが、後半は眠れて少し元気を回復した。そしてナイロビ到着。