1.アルゼンチン
選手の能力の高さ・チームとしての完成度、どちらにおいても、現在の世界最高峰チームであることは明白。
2.フランス
1998年に世界一の座に就いて以来、メンバー交代も堅実に行われてきている。ピレスの不出場は恐らく問題ないが、ジダンやアンリら主力の怪我の具合が心配なところ。ただ個人的には、見ていてどうにも面白味が感じられないチーム。ジダンも、凄いとは思うんだけど。
3.ブラジル
何のかんの言いながら、選手のレベルは世界トップクラス。そうそうここに勝てるチームはない。ルシオの守備面での不安が言われるが、僕は問題ないと思っている。それを言うならロッキ・ジュニオールのあの不安定さはどうなのだ。彼がACミランや代表で評価が高い理由がわからないという意見は、いろんなサイトで聞かれる。
 テストマッチでは、ロナウジーニョの動きがキレていた。しかし、エウベルは仕方ないかもしれないが、何故ジャルデウを呼ばないのか。
4.イタリア
メディアでは、優勝候補の一角に挙げられている。確かにカンナバロ、ネスタという二人の天才ディフェンダーの守るゴールは固い。さらに、ヴィエリが爆発したらそれこそ手がつけられない。でもたぶん、デル・ピエロやトッティは活躍しない。
1.ポルトガル
オランダの予選敗退で、今回のワールドカップにかける熱意は70%ほどにしぼんだ。それでも出場国の中で応援するとなったらここしかない。最近プレーを見ていないルイ・コスタやパウロ・ソウザが気がかりだが、華麗なる中盤のタレント達が見せる美しいサッカーで勝ち抜いていって欲しい。
2.アルゼンチン
強いばかりでなく、見ていて面白いチームでもある。マラドーナ以降で、久しぶりに応援したいと思うようになった。アイマールのパス出しのタイミングは、そのマラドーナを彷彿とさせる。直前のテストマッチでも調子良さそうだった。あとはヴェロンやクレスポの怪我からの復帰、そして最近ぱっとしないが僕は大好きなアルメイダなどの活躍を期待したい。なお、サビオラが招集されずカニーヒアが呼ばれたのは全く理解不能。
3.イングランド
何より、ベッカム。あのクロスだけでもう、応援したくなる。フォワードでは、ファウラーが好き。それにしても何故にマクマナマンを呼ばないのかわからない。
4.スペイン
絶対、メンディエタを使ってくれ!あの展開力は、ここぞという時に力を発揮できないこのチームには不可欠。PKの成功率も凄い。それから、エルゲラはセンターバックではなく中盤に置くこと!フォワードの安定性はトップクラスなので、あとはグアルディオラの代わりをシャビがどこまで出来るか。

 
 

■ドイツ
ちょっと今のこのチームでは、高望みはできそうにない。バラック次第だというのはどのチームも考えることなので、彼をマークされたら終わり。実際、予選通過さえ心もとない。
■カメルーン
ナイジェリアが崩壊した今、アフリカ勢では最も期待できるチーム。ただ、優勝が狙えるほどのチームではない。身体能力の高さを十分に見せつけ、大会を席巻してほしい。
■アイルランド
ロイ・キーン騒動には愕然とした。彼がいるといないのとでは大違いのチームだが、結構大物食いの所もあるので、注意が必要。なにせ、「あの」オランダを差し置いて出場したチームなのだから。
■ウルグアイ
1990年大会以来、久しぶりの出場である。南米のチームらしくテクニックは持っていて、レベルは計り知れない。もしかしたら、結構やるかも。
■日本
それほど応援するわけではないが、応援しないわけでもない。とにかく予選突破。それが叶えば、御の字だろう。悲しいかな、現在のレベルはそれぐらいだと思う。

 

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