// あと10日、この旅を続けよう // | |
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たった2週間の旅で、たった3日滞在しただけのソフィアの街。 なのに こんなに時間が長く感じられたのは初めてだった。 自分の存在(感)がなかなか見つからない。 これ以上のものはないな、というくらいの感動や親切に出会う度に思うこと... 「自分は確かにここにいる。ここにいるんだ。」という実感...それがわいてこない。 どうしてこんな遠いところまで来てしまったんだろう という距離感ばかりが感じられる。 もう今回の旅は、途中で打ち切りにして、日本に帰ろうかとも思ったりしていた。 友達に絵はがきを書いてみる。
こんな短い手紙でも、書き終えた後には、 「よしっ。次はトルコだ。ここブルガリアと同じように、トルコも気持ちいいくらい私の期待を裏切ってくれる所なんだろうか?!うーん、楽しみ 楽しみ」 などと(巨人の星の星飛雄馬ではないが)、私の眼球には、右目にモスク、左目には さばサンドの形をした炎が、ガンガン燃えていた。 その瞬間、やっと いつもの旅の調子が戻ってきたような気がした。 何の先入観も持たない子供のように、次の目的地トルコへ向かう。 考えてみれば、日本を出てまだ一週間もたっていない。 そうだ自分は、いつも旅の立ち上がりが悪く、慣れるまでに人より時間がかかるんだ。 ...という事に今頃気づく。 リラの僧院ツアーでガイドをつとめてくれたドリーがネセベルはロマンティックで素晴らしい所よ、なんて言っていた。 そうだ、今度ブルガリアに来た時には、ネセベルに行ってみよう。 |
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