かじかびょうぶ ES
作/川崎大治 絵/太田大八(童心社)
 伊豆に伝わる民話だとのことで、以前よく行った修善寺温泉のかじかの湯を思い出しました。いつかこども達と一緒にかじかの湯に行って、『かじかびょうぶ』の話をしてみたいものです。息子は、「あのかえる、お腹すかないのかなぁ。そうだ、きっとおじいさんが寝ている隙に抜け出して食べに行っているんだ。」などと言っていました。
 この本は久しぶりに読んであげたのですが、娘は相変わらず質問が多くてたいへんでした。「○○って何? ××ってどういう意味? どうして△△が○してるの?」など、その先の一文を読めばわかるような質問をいちいちしてくるので、何度も流れを中断されてしまいます。質問禁止にして、本をめぐる自然な対話まで切ってしまいたくないし、でもあまり中断されたくもないし、どうしたらいいものやら....。(2002.12)

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