とあるエジプトの香油屋さんで香油を買う夢を見ました。
それは10年以上前に実際体験したことです。
私はその店でたくさんの香油をためし、最終的には2本買ったのですが、そのうちの1本はお土産に人気で、とても深い香りの「クレオパトラ」。もう1本は、私が好きな香りを選んだもの。
夢でも私はクレオパトラと気に入ったもう1本を買いました。そのもう一本の香油が実際よりはかなり大きめの瓶に入っていました。たくさんの香りに満ちた夢で、起きたら本当にこの香油をつけようと思いました。

翌朝、夢のことなどすっかり忘れて朝食を食べていたら
その香りが強く漂ってきたんです。
それで夢を見たことを思い出しました。
しまってあった香油の瓶を出してみましたが、
ふたは閉まっているし、それほど強く香ってはいませんでした。
それでも、朝食の場にかいだ香りや夢の中でかいだ香りそのままです。

若い頃にはその軽くて甘酸っぱい香りがすきだったけれど、
深みがないのであまり好きではなくなっていたはずなんです。
それでも、夢や朝食のときに香ってきたものは、とてもよい香りで
もうとろけるよう。
実際につけてみると、やはりとてもいい感じで驚きました。

久々の香りの夢でした。

(2002.7)

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