昨日、夫とオフロードバイクの写真を見ていてふと思い出した。
「そーそー、何日か前変な夢見たよ。カリフォルニアみたいにお日様サンサンの明るい所で、だれか外人がね、バハ(メキシコのデザートレース)かなんかのレースにちっちゃいバイクで出たみたいでね。その人白いガードレールにすわってて、前にバイクが置いてあって、人がいっぱいたかって見てて「これで完走したの。すごいなあ。」みたいに感心してるの。
私がそこ通りかかって「あー、うちのダンナも何年か前に
80CCのバイクでクラス2位になったんだよ」って自慢しようとしたんだぁ。」
私がそう言ったら夫はおもむろに最新号のバイク雑誌を取り出して「うん。ホントにでてるよ。」ってそのページをみせてくれた。「アメリカ人がバハ500に100CCのバイクで出る」という記事だった。記事では「出る」だけれど
その時点ではすでにレースは終了して、完走していた。
写っていたその人の姿形は夢にそっくり。
でも夢の方が多少髪が多かったし、メキシコに白いガードレールなんてあったかな。
私は覚えてないけど、夫が言うにはそのアメリカ人、昔ネバダで会ったことあるらしい。
これもやっぱりどうでもいいようなささいなこと。偶然かもしれないし、
自分でもそのうち記憶はあいまいになり「どこかで聞いて知っていたから夢にでたんだ」とかって納得し、不思議とは思えなくなると思う。今までだってそうやって忘れていっているんだろうしね。
それにホントだとしても、だからどうってわけでもないんだな…。

(1998.11.9)

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