季節を感じる


apple tea(turky)

「季節を体いっぱいに感じていた子どもの頃…」

そんなフレーズをきくことがある。
私は、どうだったかしら。
子どもの頃、冬は冬であり、夏は夏であり、春は春であり、だった。
冬に春はなく、夏に秋はなく、春に夏はなく、に冬はなかった。
季節があることには、気付いていなかった。

思春期に入ると、季節の存在に気付かないほどあわただしく、
時は過ぎていった。

今、初めて季節を感じている。
今年、
夏が終わってしまうのを感じ、あわてる自分に驚いた。
人恋しい季節、
もの思いに耽る
もの悲しい
そんなを、初めて体験している。
のただ中にいる今、過ぎ去った夏の日と、これから来る寒い冬を感じる。

それが恐怖ではなく、歓びに思える日は来るだろうか。

(2000.10.24)









の本

題 名 出版社  
おおきなおおきな おいも あかばすえきち あかばすえきち  

福音館書店
幼稚園のおいもほりの日、雨が降りました。おいもほりには行かれなかったけれど、子ども達の中ではおいもの空想が始まります。空想はどんどんふくらんでいって…。ふっふっふっ。面白いねぇ。
ラッセのにわで エルサ・ ベスコフ  エルサ・ ベスコフ いしい としこ

ベネッセ
の庭で、ラッセはどんな妖精たちと出会うのでしょう。
14ひきのあきまつり いわむら かずお いわむら かずお  

童心社
14ひきシリーズのお月見バージョン。家族みんなでお月見の準備に大忙し。木の上にみんなで上がると、大きな大きなそれは大きなお月様がのぼってきます。
風の子リーニ ベッティーナ・アンゾルゲ ベッティーナ・アンゾルゲ とおやまあきこ

ベネッセ
ドイツのはこんな感じ?
五味太郎 五味太郎  

絵本館
シンプルな五味さんのの世界
あきのさんぽ 山本まつ子 山本まつ子  

新日本出版社
 
ひがんぱな 甲斐信枝 甲斐信枝  

福音館書店
「ママ、ひがんばなの呼び方ってこんなにいっぱいあるんだよ。」幼稚園で読んでもらったこの絵本から、娘がおぼえたてのひらがなを使い、たくさんの呼び名を全部メモして帰ってきたことがありました。科学物絵本だけれど、読み物としても楽しめますね。
野バラの村のものがたり-木の実のなるころ-  ジル・バークレム ジル・バークレム 岸田衿子

講談社
ポケットサイズの小さな本。絵を見ているだけでも楽しい。
いちょうかくれんぼ 久野陽子 梶山俊夫  

童心社
かくれんぼをしていると、もうひとつの声が耳の中に聞こえてきて…。

季節を感じる