女神異聞録ペルソナ【アトラス】


オカルトチックな遊びに興味を持ちはじめた頃、学校の休み時間に教室の片隅に2、3人集まって10円玉の上に指を乗せ、 やっていた○○○○さん召喚遊戯。地方によってイロイロな名称があるが、少なくとも”オヤジ”さん、なんてのはなかったな。
ということで、このゲームはその類の「ペルソナ様」遊びが一つの発端となり、静かな日常生活が営まれている町「御影町」が、 魔物の徘徊する町に変貌し、主人公とそのダチ達がその解明へと挑むRPGだ。
主人公らは、自分らに目覚めた力《ペルソナ》の力を召喚して、魔物たちと渡りあうのだが、このシステムがなかなか手強い。 基本的に自分のステータスの他、大きな要素となるのが、このゲームのメインともいえるペルソナの存在であり、 悪魔信仰に傾倒している、あるいは根っからのファンタジーフリークにとっては、のめり込んでしまう原因となり兼ねないほど、 種類が多い。
ゲームが進行するにつれて、より強力なペルソナの力が必要となってくるため、新しいペルソナの力を手に入れるため、 まず、そこらへんにウロついているザコ悪魔と交渉してスペルカードを手に入れる。 何枚かカードを手に入れた後、ベルベットルームというところへ入って悪魔合体を行う。すると、新しいペルソナが手に入る。 しかし、この組み合わせパターンがかなりある、らしい。さしあたり適当に集めて持ってったら、 まぁイロイロな合体バリエーションが表示されました。悪魔ファンはここで、メモ帳を取り出してステータス記入に余念がないところだろうが、 オレは呆然とするしかなかった。更に、折角手に入れたペルソナも、降魔するキャラクターとの相性次第で、 その力を発現しない場合もある。多分、この辺のオモシロさを理解しないと、続けるのは困難だ。
RPGとしては、2D・3Dビューともに馴染み易く、戦闘モードもビジュアル的にGoodだ。 各キャラが自分のペルソナを発動する際に、ペルソナァーと叫ぶのも、 キャラ毎に味があって、ついオレまで叫びたくなってしまう。他にも発動時にイロイロ叫ぶが、 個人的には、なんじょうくんの『まかせろ...』がシブくて結構カッコイイ。キャラ的にもお気に入りだ。
あと、このゲームはかなりの経験値稼ぎが必要で、そうサクサクとレベルは上がらない。オートバトルがあるので、 ある程度強くなってきていればそれでも良いが、敵によっては無効となる攻撃方法でオートバトルをしてしまうと一向にバトルが終わらず、 目を離したスキに、逆にこちらがボコボコにされてしまうこともあるので注意が必要だ。なんにしても、根気こそ必須アビリティだ。
でもペルソナ講座など書ける悪魔教団員の方なんかいてくれると助かるっす。('98.11.01)

(攻略状況)
廃工場で戦いまくって、神取を追いつめたところでパラレルワールドへ。ペルソナもレベルの高いヤツを幾つか召喚して、 それぞれ使いこんでるところです。レベル20。('98.11.03)

レベルが上がらん!!だからレベルの高いペルソナを降魔させられん。なので弱い。地下鉄突入前でレベル23。('98.11.12)

レベル上がってます。なんとか地道に頑張って、ようやく強力なペルソナを召喚。全体魔法を保有するヤツを揃えて、 戦闘モードはオートでやって経験値稼ぎの結果、レベル32。Bマーケットのイベントをクリアしたところっす。('98.11.15)

総プレイ時間55時間でようやくクリアだ。クリア時のレベルは46。他のメンバーの中には50に達したヤツもいたが、 ようやくといった感じだ。結局レベル50を超えるハイレベルなペルソナを使うことなく終わってしまった。 ゲームシステムについても、潜在復活や潜在攻撃といったペルソナの隠された能力が、なんとなく分かってきた程度だし、 魔法継承なんかはサッパリ分からなかった。封神具も使わなかった。やはり攻略本は必要だったか? ラスボスは銃でやっつけたし。でも、2度目は多分やらないっす(時間かかりすぎ)。('98.11.23)

(PSMデータ)
ラスボス直前のアガスティアの木でのセーブデータです。 雪の女王編はやってません。通常編です。やっぱり、やらないとダメですか?




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