ブシドーブレード【スクウェア】


格闘ゲーは基本的に肌に合わないオレであるが、このブシドーブレードについては、気づくとナゼかハマッていた。
このゲームは、6人のキャラクターと8つの武器を駆使し、シナリオに基づいたストーリーモードや対戦が可能となっている。
そして、このゲームの特徴ともいえるバトルシステムは、従来の格闘ゲーのようなダメージゲージやタイムリミットが存在しない。
どんなに敵に剣撃を与えたとしても、致命的でない限り敵を倒すことができないのだ。
当然、敵のダメージゲージを赤く染めて余裕をかますようなことなど不可能であり、勝負が決着するその瞬間まで、常に油断ならぬ状況が続くこととなる。
なお、致命的ではないにしろ、無闇に剣撃を受けてしまうと手足が不自由になって各運動性が激減するので注意したい。
また、アナログコントローラーに対応しているので、斬ったり斬られたりするとシビれます。
そして、忘れてはならないことが、このゲームのタイトルでもある「武士道」である。武士たるもの、常に礼節をわきまえ、
仁義に悖ることは許されないのだ。ゲーム中、敵を背後から斬ったり、あるいは段差を登りかけている時に斬ったりすれば、
武士道に反する行為とみなされて、即ゲームオーバーとなる。バーチャファイターで、転倒している敵に対して膝蹴りをかましている”サラ”を見かけるが、
当然このような行為もダメだ。まして”カゲ”のように倒れている敵の上に着地するなど言語道断だし、車の窓からの空き缶の投げ捨てや、
燃えるゴミの日に粗大ゴミを出す地域住民の迷惑を顧みないヤツも退場だ。アルミ缶とスチール缶の分別も、武士道では重要だ。
対戦プレイの時は、まず立ち上がってお互い礼をし、蹲踞姿勢でコントローラーを持って向かい合う。剣道の立合いと同じだ。
そして、剣撃の際は「とぉりゃー!!」等の気合いのかけ声を出す。これぞ、ブシドーブレードの正しい試合方法と言える。
ただし、武士道は忍ぶことが肝要であるため、他人に見られないよう注意が必要だ。武士道以外にも大切なものを無くしてしまうぞ。
(攻略状況)
ストーリー・モードで、とりあえず全キャラの「○」エンディングを見ました。100人斬りもコンティニューしながらも、
最後のバカ殿をバッサリ斬って達成です。まぁ、格闘ゲー苦手のオレ的には、ここまでやればクリアと同等でしっ(By.離珠)。
「△」エンディングについては、聞くところによると仲間を全滅させずに、なおかつノーダメージでクリアしないと見られないとか。
100人斬りもノーコンティニュー(ノーダメージか?)で100人をブッた斬ると、隠しキャラが使えるとか。
まぁなんにしても、やっぱこのゲームの面白さは対戦プレイですな。('98.11.23)
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