「ふしぎの海のナディア」や「新世紀エヴァンゲリオン」などの秀逸アニメ作品を創作しているガイナックスが、
88パソコンゲーマーの中にかなり潜んでいるであろうと推定されるアニメ野郎の掘り起こしにかかったと思わせる作品であるのが、
この「電脳学園」であり、かく言うオレも見事にフィッシュオンされたクチである。
このゲームは、いわゆる”クイズゲー”というヤツで、出題される○×形式問題のうち規定以上の正解を叩き出せば先に進めるのだ。
当然クイズだけでは飽きがくるので、ステージクリア毎に登場する女の子がどんどん脱いでくれるのは、昔からのお約束だ。
さて、ゲーム的には、といってもクイズゲームなので別にたいしたシナリオ的バックボーンは必要としないのだが、
そこはやはりガイナックスらしく、妥協を許さない。
舞台は電脳学園という三千年の歴史を誇る得体の知れない学園であり、そこへ特別受講生として招かれた主人公は、
三人の特別講師の授業(クイズ)を受講するのだそうだ。
ゲームを開始すると、最初はアドベンチャーモードで、学園内をウロウロすることとなるが、単なるフラグ倒しなので、
学園内を一通り回れば最初の講師に会う事が出来、クイズモードとなる。
ここではじめて講師である女の子と会うことができるが、キャラデザはあの有名な育てゲーである「プリンセスメーカー」でもおなじみの
赤井孝美氏であるので、アニメ野郎は俄然力が入るハズだ。
クイズモードは、1時限(ステージ)全25問のうち、80%以上の正解率のままステージ終了すればクリアできる。
出題されるジャンルはアニメ・特撮などの、それ方面の方々専用の内容となっているため、分からない人にはサッパリであるが、
オレ的には正解率100%出しまくりの非常にナイスな問題ばかりだ。
4回連続でステージクリアすれば、次の女の子へ挑戦できるゾ。
また、女の子は全部で3人いるので、赤井ファンは必見だ。
アニメ&特撮マニアを2〜3人連れて来てゲームに向かえば、かなりあっさりとクリアできることは間違いないが、
○×形式でもあるので、何回か間違えていれば自然に覚えてしまうゾ。そして、知らずにアニメマニアに変貌しているハズだ。
最初に出てくる「芹沢博子」ちゃんだ。
4回勝てば...
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