平成11年 2月 6日(土)

前日からのサガフロで朝方に寝たオレは、土曜日の夕方になってもまだ寝ていた。ところが19:00過ぎに、 オレの眠りを覚ます一本の電話が鳴り響いた。
「今から新宿でアニカラだ。機種はX2000。以上(ガチャ!!)」
(ナニッ!?X2000!!コイツは行かざるを得まい)
っつうことで、寒空のもと新宿に向かったのだった。
ここで一つ説明しておこう。オレはもっぱらカラオケと言えばセガカラがメインであり、 それはやはりアニメ関連のラインナップが充実していることに尽きる。しかし、アニメ関連と言えば忘れちゃいけないのが、このX2000だ。 しかし、カラオケ店舗にフランチャイズ展開していない上、その他のカラオケ店でも設置してある所が非常に少ないため、なかなかお目にかかれない。 それだけに、この貴重なX2000が設置してある店舗については、最近から重要視しており、当然発見の報にはすかさず食い付いてしまうのだ。

さて、今回のメンバーはアニカラメンバーでもある”なかやん”と”もろちゃん”であり、 当然両氏ともにオレ同様イカれたアニカラ野郎であることは言うまでもない。
まずは3人そろって新宿大ガードそばの吉野屋で腹ごしらえだ。基本的にカラオケ屋では唄いまくることに徹するため、 食欲などという副次的な欲求は事前に対処しなければならない。メニューは季節限定の「けんちんセット」だ。1年ぶりになるが、今年も旨い出来だ。 50円割引券なんかもらってしまったため、また来なければならないな。

腹ごしらえ完了後、早速カラオケ屋へ。向かうは歌舞伎町の「東京カラオケ本舗」だ。ここにまぼろしのX2000がいらっしゃるということで、 期待を胸にカウンターへ行ったが、なんと満員!!他のアニカラ野郎がオレら同様の期待を胸に来ているのかどうかは定かではないが、こいつは困った。 差し当たり23:00までは全室満員だ。まだ3時間弱もある。待っているには、かなり長時間だ。
仕方なくその場を後にし、その他に心当たりのある店舗を探し歩いた。ところが昨今の不景気の影響か、目当ての店舗が閉鎖されていたりと、 そう簡単には発見できなかった。このクソ寒い中、ここまで来て牛丼食っただけで帰るのは、あまりにもボケている。 3人ともそう思っていた矢先、たどり着いた結論が「歌広場」だ。もうお馴染みの店舗であり、非常にリーズナブルであることから、 メンバー御用達となっているフランチャイズ店だ。早速、近場の新宿駅南口の店舗に向かった。

ここも結構混んでいたが、それでも少しして順番がまわってきたので、とりあえず2時間ということで唄った。
X2000ならば、アノ曲が唄えるのになァ...」
そんな呪詛にも似たボヤきを繰り返しつつも、激唄完了。時刻は23:10をまわった頃だ...。





23:00?





もしや...?






イカレぽんち軍団は帰路を急いで駅に向かうことはせず、ある場所へ引き寄せられるかの如く向かっていた。当然「東京カラオケ本舗」だ。

「東京カラオケ本舗」は、そんなオレたちの心意気に応えるべく、空き部屋を用意して待っていた。23:20すぎだ。 とりあえず2時間ということで入ったが、当然終わった頃は最終電車はない。しかし、それはイカレぽんち軍団にとってはどうでもイイことだった。

さて、早速激唄開始だ。歌本を開くや早速チェック。そこにはセガカラでは唄えない曲がゴロゴロあった。もうこれは片っ端から唄わにゃならぬ、 という使命感に火がつき、脳内物質が過剰分泌された(全員)。以下にセガカラでは唄えなかったが、ここでやっと唄えたゼ一覧を示す。

曲コード曲 名作品名 
802-50Angel Blueエルフを狩るモノたち 
330-32天使のゆびきり彼氏彼女の事情 
201-91おっとどっこい日本晴れキャッ党忍伝てやんでぇ 
72-66君は何かができるキャプテン 
205-31君はス・テ・キ銀河漂流バイファム
201-14HEY−YOU戦闘メカ・ザブングル 
205-38わすれ草戦闘メカ・ザブングル 
205-39いつもあなたが装甲騎兵ボトムズ
800-88MYSTIC EYES天空のエスカフローネ 
319-56なんか幸せ烈火の炎 
203-365分だけのわがまま蒼き流星SPTレイズナー
309-86水色時代水色時代 
317-14心に私がふたりいるHAUNTEDじゃんくしょん 
316-86LOVE SOMEBODY逮捕しちゃうぞ 
201-15雷伝説銀河戦国群雄伝ライ 
315-51純白の勇気マッハGO!GO!GO! 
201-5410%の雨予報みゆき 

詳しいイカれ内容は、こちらのログを参照されたい。

表中の「*」は今回先に唄われてしまったので、見送った曲だ。次回は最優先に唄わなければならない。その他にも、いろいろと唄った。

結局、ナウシカのオウムの如く、力尽きるまでその暴走は止まらず、2時間延長の後、3:30頃暴走終了。

人影もまばらになった歌舞伎町ストリートに出て、その余韻に浸りながら、始電までの時間つぶしのためマクドナルドへ。なんと、 日曜日のマクドナルドの営業開始時刻は3:30なのだ。はじめは、ようやく営業が終了して店じまいなのかと思っていた。 おそるべしマクドナルド。
セット注文後、2F席に上がると当然のことながら誰もいない。ところが、数十分の内にみるみる席が埋まって満席となってしまった。 皆始電を待ってのことだろう。
5:00すぎに店を出ると、カウンターはお客の長蛇の列が形成されていた。さらに新宿駅に向かう人の群れが道路を覆いつくし、 さながら通勤時間帯だ。
イヤー、それにしても今回は疲れた。



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