おてて絵本の遊び方



「おてて絵本」、それは、両手を本に見立てた親子遊び。
大人が誘導し、こどもからお話を引き出します。



(1)
おてて絵本をはじめましょう
「ほ〜ら、おてて絵本だよ〜」
右手を左手をくっつけて「おてて絵本」のカタチにし、パタパタ開閉してみせます。

初めての場合、(2)へ。
やったことがある場合、(3)へ。


(2)
お手本を聞かせてあげましょう
「おててに見えるお話を読んでみようね。まずおかあさん(おとうさん)からやってみようか」
やったことのないお子さんには、まずやり方の見本を大人が見せてあげてください。
お話の途中、ひと段落するごとに、おててのページをめくります。
(ストーリーは思いつきでご自由に。「おてて絵本ストーリー」もご参考ください。)



(3)
主人公を決めてもらいましょう
「それじゃ、今度は○○ちゃんが読んでね。おてて絵本を開いて、何が見えるかな?」
何が見えるか聞くことで、想像をかきたて、お話の主人公を決めさせます。



(4)
こどもの話を聞かせてもらいましょう
「はい、じゃあ、お話してね」
こどもにお話を始めてもらいます。


(5)
お話に合いの手を入れましょう
「うんうん、それから?」「おもしろいね!そして?」
こどもの語りが済むたびに、次のページを促します。
合いの手を入れたり、お話の感想を言ったり、続きを期待したり、反応でメリハリをつけましょう。



(6)
お話を結末に向かわせましょう
「それで、最後はどうなったの?」
こどものノリ、集中力、開始からの時間など、様子を見て、お話を結末に向かわせましょう。


(7)
楽しかったことを伝えましょう
「おもしろかったね!ありがとう!」
聞かせてくれたお話の感想を言ってあげ、ぎゅっと握手。



(8)
お話を記録しましょう
おもしろい話ができたら、忘れないうちにメモ!
お話は録音し、後ほど文書化できればよりベストです。
(おてて絵本普及協会にお聞かせください)


投稿のし方

おかあさん(おとうさん)にほめられたお話は、こどもにとってもお気に入り。
「読んで」とせがまれたら、何度でも読んであげてください。
まとめれば、世界にひとつだけの、親子だけのかけがえのないお話作品集のできあがり!
日付とともに記録しておくと、楽しいお子さんの成長記録になります。

(おしまい)



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