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管理人:貞庵

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横越館 よこごしだて

別名
-
時代
平安時代~室町時代
分類
中世平城
規模
-
現状
高徳寺・畑・民家
場所
山形県西置賜郡白鷹町横田尻
最終訪城日
2012年5月26日

平安時代の末に藤原安親が築いた横越氏代々の居城。現在は居館跡が高徳寺で周囲は畑となる。

城史

年代 出来事
平安時代末期 藤原安親が奥州藤原氏を頼って下向し、置賜の横越に館を構えたのが始まりで、子孫は横越氏を称したという。
15世紀初頭 横越成宗(鮎貝成宗)が鮎貝城を築いて居城を移したため、以後の横越館は鮎貝氏の支城の一つとなった。
1631年 館跡に高徳寺が創建された。

縄張り

城は山裾に広がる緩やかな傾斜の平地に築かれており、元は単郭方形居館で、後に拡張されて周囲に西舘などの外郭が展開する縄張りとなったと考えられる。

【高徳寺(主郭跡)】
居館があった主郭跡には高徳寺が建てられており、寺の裏には土塁とわずかに窪んだ堀の跡も確認できた。なお、城跡の説明板は山門の脇に立っている。

【堀跡】
寺の少し北側には一際大きな堀の跡があったが、この城跡の堀の全体像がよく判らなかったため、内堀の一部なのか外掘なのかは判断が付かなかった。

アクセス

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