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永井義実の居館だったが、後に伊達氏の狩りの時の拠点となった。現在は田畑。
年代 | 出来事 |
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14~15世紀 | 正慶(1332年)から文明3年(1471年)まで永井義実の居館だったという。年代の間隔がおかしいので、義実は恐らく最後の館主だろう。また、永井氏は長井氏の一門か。 |
15世紀 | 伊達尚宗の頃より、狩りの時の拠点としてこの城が利用され、伊達氏代々の夏館であったとされる。 |
1572年頃 | 伊達輝宗は資福寺に虎哉宗乙を招き、梵天丸(後の政宗)の教育役に当てた。梵天丸はこの城から資福寺に通っていたと伝わるため、後に政宗館と呼ばれるようになった。 |
城は和田川沿いの平地に築かれており、横矢の入った単郭の縄張りで、川に面した北側以外は水堀で囲まれていた。現在は圃場整備で消滅している。