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管理人:貞庵

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下雨屋館 しもあまやたて

別名
時代
不明
分類
平山城?
規模
標高:315m、比高:約60m
現状
採石場、雑木林、民家
場所
福島県会津若松市大戸町下雨屋
最終訪城日
2011年11月28日

館の詳細は不明。戊辰戦争で会津藩兵がここで新政府軍を一時撃退している。現在は舘山は採石で削られ、周囲は雑木林と草薮、民家など。

城史

年代 出来事
1868年9月17日 戊辰戦争では撤退中の会津藩兵が雨屋の薬師堂の丘に陣取って屍を盾にして激しく抵抗しており、新政府軍(西軍)はこの陣を崩せずに一時撤退している。

縄張り

館は下雨屋の「舘山」の付近にあるが、舘山自体はほとんど加工が見られない。舘山と岩山の間の鞍部に郭が確認できるが、福島県の資料では舘山よりも北を遺跡としているため、館自体は平地にあったのかもしれない。

【舘山】
標高315m、比高約60mの小さな山だが、館跡に由来する山名が付いている。しかし、山の上には郭らしいものは無い上に南側が採石で削り取られているため危ない。見張り台か狼煙台程度の利用だったと思われる。

【郭跡】
舘山と西側の岩山の間の鞍部には削平地があり、舘山の周りではここが最も郭跡の雰囲気がある。端に祠の残骸のようなものがあったので、この平場は薬師堂関係の寺社仏閣があったのかもしれない。

【堀切?】
郭跡と舘山の接点は良く見ると窪んでおり、堀切のようにも見える。また、近くには土塁のような盛り上りもある。

アクセス

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