第四紀砂質泥岩層上において発見した
 無脊椎節足動物の学名及び生態について 
     化石法人 古生物学推進狂会 
     学術調査研究班 將 領 健 一

 
 我々研究班は、平成14年08月08日、岐阜県可児市春里の県道122号線に隣接する国有林内の第四紀砂質泥岩層上において、古生代二畳紀に絶滅したとされている無脊椎節足動物三葉虫類の生息を確認し、写真撮影に成功した。
 本調査研究報告は、主に、この写真試料から得ることができた情報と実際に覚知体認することができた事項等を総合的に分析し、且、古生物学的方法に基づき、現生三葉虫の学名及びその生態について検討したものである。
 また、確認した現生三葉虫は、従来古生物学者等から報告されている古生代カンブリア紀から二畳紀にかけて生息したものとは形状及び生態の点において大きく異なるため、進化型のものであると断定するには疑問が残ることから、新種である可能性についても検討を試みた。その詳細については、下記のとおりである。

1.現生三葉虫発見時の状況等
 平成14年08月08日、午前08時頃、我々研究班は、岐阜県可児市春里の北部に分布のある美濃層群春里累層上部層の第四紀砂質泥岩層において、小型有孔虫の試料採集を実施していたところ、突然、大きな振動を体感し、全長が其々に約200センチある2体の生物が格闘している姿を目撃した。
 この2体の生物は、大型の現生三葉虫と思われる生物と大型の特殊バッタと思われる生物であり、其々に異なった特有の鳴声を発しながら、柔道技でよく用いられる巴投げや背負い投げを相互に掛け合う等の死闘を繰り返していた。
 我々研究班は、この2体の生物のうち、学術的価値が上位であると考えられる現生三葉虫に着目し、その写真撮影を実施した後、引き続き、捕獲を試みたが、我々研究班の中に柔道経験者または空手経験者が皆無であったことから失敗に終わった。
 我々研究班が撮影に成功した2枚の画像は、現生三葉虫が特殊バッタから上腹部に強力な攻撃を受け抑制されかかっているものと、意味もなく右腕を上挙しているものである。
  
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 この写真撮影時、我々研究班は、特殊バッタから、口頭により「現生三葉虫は、凶暴性を有している。」旨の注意事項と、それに伴う緊急避難の必要性を指摘された。これにより、我々研究班は、特殊バッタの指摘を全面的に受け入れ、早急に有事即応体制の確保を図るとともに、避難誘導班を編成し、赤坂金生山から産出する腹足類ベレロフォンの形状及び生態を参考として、各自が身体を丸めて腹足歩行する等の避難策を講じ、緊急事態の回避に努めた。
 その後、2体の生物の行方は不明であり、現在も所在は明らかになっていないが、地元住民の有力な情報によると、特殊バッタは不定期に自動二輪車を操縦し、この近隣を徘徊しているとのことである。

2.特殊バッタの生態等から考察する現生三葉虫の生態等
 現生三葉虫は、発見時、前述のとおり特殊バッタとの格闘状態にあった。この時、特殊バッタは、現生三葉虫に対し「ライダー、キック」・「ライダー、チョップ」という自身の必殺技について自己呼称していた旨を、当研究員が確聴していることから、我々研究班は、この特殊バッタを、仮面ライダーと断定した。
 この仮面ライダーは、現代科学の分野においては改造型生物に分類されているが、新珍生物学的には研究途上であるため不明な点が多く、未だ解明されていないのが現状である。
 しかし、我々研究班が入手した仮面ライダーの資料に基づく推論では、その生態等については次のとおりとなる。

(1)仮面ライダーは、「おやっさん」・「危ない」・「出たなっ、ショッカー!」が口癖であり、意味もなく自動二輪車を乗り回し、暴走行為等の素行不良が指摘されているが、常にヘルメットを装着し自己保身に留意していることは評価できる。
(2)仮面ライダーは、昭和47年04月から昭和49年02月までの間にのみ、毎日放送により全国放映されていたことから、この期間の示準生物であるとされており、また、これにより、この期間以降に生息が確認されていなかったことから専門家の間では絶滅種であるとされてきた。
 しかし、今回、我々研究班が、その生息を確認したことにより、これらの学説は覆されることとなるため、日本創作生物学会及び日本架空生物学会等においては波乱が捲き起こることは必至であり、その関係各団体等においては、思わぬ事態発生の恐れが懸念される。

 以上の点から、現生三葉虫の生態等を考察すると、本現生三葉虫は仮面ライダーと共産し、最も繁栄した時期は昭和47年04月から昭和49年02月までの間と推察できる。
 この時期の古環境の大きな特徴としては、日本がオイルショックと呼ばれる石油不足のため、日本経済は著しく低下し、これに伴って一般庶民の生活水準が下降線を辿っていたことがあげられる。
 しかし、本現生三葉虫は、この時期に最も繁栄していたという点から、化石燃料である石油には関心がなく、さらに政治経済学を理解することができない下等な生物であると推察できる。
 また、この時期は、日本と中華人民共和国が、日中友好条約を締結し、その記念に中華人民共和国から日本に“カンカン”・“ランラン”と称する2頭のパンダが贈られており、さらに芸能界では“リンリン”・“ランラン”と称する2人組の人気女性歌手が♪恋のアメリカン人形♪という曲を歌っていた時期でもある。この事から、現生三葉虫は、パンダ及び芸能界に深い関心を持ち、流行には敏感であると考えられる。しかし、2枚の写真試料からも分かるとおり、ファッション感覚については、極めて鈍感であり、さらには羞恥心が皆無であると推察できる。
 写真試料によると、現生三葉虫の服装は、上半身は裸体で、下半身に赤色のモモヒキをはき、そのモモヒキを大きな品のないベルトで固定し、さらに、その姿で人前に登場している。この様な服装及び行為は、一般的ではないことから、鈍感なファッション感覚及び羞恥心が皆無である、と判断して差し支えないものと思われる。

3.現生三葉虫の形状及び生態等からの学名命名について
 本現生三葉虫の命名については、国際動物命名規約に定められている二名式命名法に基づき、本現生三葉虫の形状及び生態等を参考として、適当に、実施した。

(1)属の命名について

 本現生三葉虫は、日本国以外からの報告がないことから、その生息地は日本国のみであると判断し、和風の属名を適用することとした。従って、三葉虫の読み方を「サンヨウチュウ」ではなく、「ミツバムシ」とした。

 本現生三葉虫は、従来報告されている三葉虫の特徴を備えているが、2枚の写真試料からも分かるとおり、その形状は哺乳類や爬虫類にも類似する点があり、完全な三葉虫であるとの確信を得ることができなかった。また、新種である可能性についても検討したが、結論を出すに至らなかった。従って、「Pseudo(シュード)」を付加することとした。

これら2点により、属名は、「Pseudomithubamushi(シュードミツバムシ)」とした。

(2)種の命名について
 従来報告されている三葉虫は、大日本帝国軍人に倣い、質素を本文とし、無駄な被服等の装着はしていなかったことに対し、本現生三葉虫は、生意気にも下半身に赤色のモモヒキを装着している。従って、本現生三葉虫が装着している特徴的な被服である「モモヒキ」を種名の一部に採用した。
 従来報告されている三葉虫は、古生代カンブリア紀から二畳紀にかけて生息したが、本現生三葉虫は、パンダの“カンカン”・“ランラン”や歌手の“リンリン”・“ランラン”に異常な興味を示し、昭和47年04月から昭和49年02月までの間に大繁栄した。従って、「パンダ」と「リンリン・ランラン」を付加することとした。

これら2点により、種名は、「momohikipanda(モモヒキパンダ)」とし、さらに(リンリンランラン)を加えた。

 以上のことから、我々研究班は、平成14年08月08日に岐阜県可児市春里の第四紀砂質泥岩層上において発見した無脊椎節足動物に分類される現生三葉虫の学名を次のとおりとした。

 Pseudomithubamushi momohikipanda(RINRINRANRAN) 
 シュードミツバムシ モモヒキパンダ (リンリンランラン)

 また、和名については、現在のところ検討中であるが、本現生三葉虫は、モモヒキ姿で人前に登場する等の、いわゆる“オヤジ行為”が特徴であることから、「桃色オヤジ虫」と命名する案が有力視されている。

 本調査研究報告は、来たる平成14年10月10日に埼玉県万蔵市の電脳日本化石博物館で開催される“第10回・日本化石風土記学術総会”において発表する予定である。
 
参 考 文 献

爆笑・美濃赤坂金生山の化石 (FOSSILS OF JAPAN 化石風土記2000 將領健一)

ニワトリとヒマワリ (化石法人 古生物学推進狂会 金生山化石採集記2001 將領健一)

大日本帝国憲法 (明治政府)


                                          以 上
【 補 足 事 項 】
       
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我々研究班は、この生物についても、現生の三葉虫であると断定し、現在調査研究中である。
 
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