掲載日 1999.12.28

忘れちまった悲しみに

この詩を私は国語の授業中に眺めていた。もちろん、授業内容とは全く関係はなかった。
ただなんとなく、そのページを開けて読んでいた。
作者は中原中也。詩には次のような言葉が並べられていた。


         
1
 
1)は「求」の下に「衣」と書く

結局、その日は授業の内容を一分も聞かなかった。ただこの詩を100分間、繰り返し読んでいた。


雑記集へ戻る