2000年4月6日からの活動報告

2000.4.6(木)富塚公民館で第2回目のこれからの活動の話し合いをしました。16名の参加。詳しい内容は別途の機会で。田んぼプロジェクトの要となる中田さんと水野さんに来ていただきました。ありがとうございました。中田さんには苗づくりもお願いできるということで、ようやく田んぼが実現できそうです。城北工業高校の飯尾先生も参加いただきました。生徒のみなさんといっしょに田んぼができる日が近いぞ。雑木林と田んぼ、小川がセットになった里山がもうすぐ私たちの目の前に…… がんばるぞ。
2000.4.16() 40名が参加。静岡新聞と中日新聞の取材がありました。中田さんを迎え、田んぼ作業を実施。根川の田んぼの水抜き用の水路を掘り、水を抜いてみる。その間、南の田んぼに行き、昨年の稲ワラを踏み込む。午後はその上の棚田のヨシの根掘りと中流部の水路掘りを行った。別班は初めての参加者を案内し、好評であった様子。田んぼにはアカガエルのオタマジャクシがいっぱい。シュレーゲルアオガエルの鳴き声もいい感じ。畦ではマシュマロのような卵を発見した。

2000.4.30() 引佐町黒田の第2東名の建設地に行く。工事で埋められてしまう場所のショウジョウバカマを移植するため、6名で出かけた。ショウジョウバカマの花は既に終わり、種のついた花茎を伸ばし、葉の形が特徴的ですぐに識別できた。崖地の一面に生えていて、カマで根を切って採取した。チゴユリや他の野草も多かった。現場の奥ではタゴガエルの鳴いている杉林もあり、夜になれば沢にはゲンジボタルもたくさん出るようだ。帰り道に引佐農村公園により、アサザを分けてもらった。公園の池にはヒキガエルのオタマジャクシが固まっていた。ヒメカンアオイがあちこちに自生している。 午後、佐鳴湖へ向かい、棚田横の流れ沿いにショウジョウバカマを植栽した。アサザは棚田の中に放り投げた。シオヤトンボが飛んでいた。シュレーゲルアオガエルの卵が水田の中に落ち、アワの上をかえったばかりのオタマジャクシが泳いでいた。根川ではオオヨシキリが特徴のある声で鳴き始めた。今年初めて聞く声。根川の水路の水は少しにごっていたが、池にはメダカの姿がたくさんあった。コウホネもしっかりと活着しているようだった。
2000.5.7 家に持ち帰っていたアカガエルのオタマジャクシがカエルになったので、帰しに行った。周辺でも小さなアカガエルが飛び跳ねていた。
2000.5.8 通報でアカガエルの谷の一番上流の井戸の下でマムシを目撃したとのこと。今年始めての情報。十分な注意が必要ですが、マムシもいない環境ではちょっと困るのも事実です。
2000.5.10 仕事中、アカガエルの谷に寄った時、イタチと目が合った。
2000.5.21 定例会。40名ほどの参加。竹の子たおしをやろうとしたが、まだまだそんなには生えていなかった。根川の奥からみんなで様子を見て廻った。コナラ林の下の路際に実生のコナラの芽がたくさん生えていた。これをポット苗に分けて育てれば、たくさんの苗が育つだろうなと思った。ホウライチクも少しすかしてあげないと倒れてしまう。倒れたホウライチクを切りながら進んだ。根川の竹林を園路沿いから手をかけながら、アカガエルの谷に向かった。アカガエルの谷の竹はササのように生え始めていた。この刈り取りをやって昼にはお終いにした。
2000.5.27 富塚公民館の子供講座で満帆先生が竹の子掘りを行った。あいにくの小雨模様。みんなしっかり取れたかな。