ボリビア便り 第8号(2003年1月3日) 「イグアスの滝で、神のお告げを聞く?」


@イグアスの滝で、滝つぼへと伸びる遊歩道の終点部分に立つ筆者。水しぶきで全身が濡れている。


Aゴムボートに乗って、滝を水面から見上げる。2人は、同乗した女性。この後、カメラをビニール袋にしまい、ボートごと滝の直下に突っ込んで行った。

B展望台から見下ろすイグアスの滝。全幅が長いため、全体をカメラに収めるのは不可能だ。虹が美しい。

Cイグアス国立公園内にいた野生のアナグマ。観光客に愛想をふりまく。

D国立公園の入り口付近に「バードパーク」があった。入場料は15レアル(当時6.3米ドル)。園内では、写真のトゥカン(オニオオハシ)をはじめ、コンゴウインコやフラミンゴなど南米に生息する鳥が自然な状態で観察できる。



  
 あけまして、おめでとうございます。早いもので、ボリビアでの2回目の正月を迎えました。今年の2月25日には、2年間の任期を終え、ボリビアを出国します。その後、日本でどんな生活が待っているのでしょうか。

 ボリビア便り第7号でお伝えした通り、私は2002年3月10日から30日まで、「任国外研修旅行」として、チリ・パラグアイ・ブラジルの3カ国を回りました。そして、イグアス移住地(パラグアイ)やブラジリア(ブラジル)の日本語学校を視察しました。

 3週間の「任国外研修旅行」では、そうした視察の合間に、ブラジルのイグアスの滝やチリのパイネ国立公園など「観光地」も訪れました。今回は、その報告です。

 みなさんご存知のイグアスの滝は、落差約70メートル、全幅約2.7キロの世界最大級の滝です。ブラジルとアルゼンチンの国境に位置し、私はブラジル側から滝を見ました。

 その迫力は、想像をはるかに越えたもので、滝の間近にある展望台で、水しぶきを浴びながら滝を見つめていると、心洗われ、神のお告げでもありそうな不思議な気持ちになりました。

 滝から約15キロ離れた「フォス・ド・イグアス」という町のホテルに泊り、2日間にわたって、滝を見に行ってしまいました。

 滝とその上流の森林地帯は、面積1852平方キロメートルの国立公園になっています。滝を見に行くためには、公園入り口で、1人1日8レアル(当時3.3米ドル)の入場料を払わなければなりませんでした。  その代わり、国立公園内には無料の巡回バスが走り、遊歩道や展望台、案内板などが整備され、管理が行き届いていました。

 6年前に行ったアメリカ西海岸の「ヨセミテ国立公園」と似たようなシステムだと思いました。日本の国立公園でも、そうした管理システムを導入できないものでしょうか。


続きパイネ国立公園report