2004.07Santo Domingo Reported by MJ

■2004年7月
7月24日〜26日サント・ドミンゴを訪問しました。

マルコス 
左から佐藤さん、マルコス

街中
街中(佐藤さんらが住んでいる近く)



●ドミニカ
はじめてのドミニカでしたが、これは、相当面白かったですね。
今回は、ドミニカ在住の佐藤宏江さんと将来のパートナーマルコス・カネラさんの二人に本当にお世話になりました。
ほとんど付き合って案内していただきました。特にマルコスは元観光省の職員で日本にも研修できたことがあり日本語もできます。
行く先々、彼の知り合いがいて、ショッピングでもディスカウントをしてくれとても交渉が上手い。

▼佐藤さんたちのとても詳しいHP
ドミニカ共和国情報サイト 
República Dominicana

観光やイベント情報も問い合わせてみてください。とても親切です!私たちもホテルの予約やメレンゲフェスティバルの情報を入手していただきました。
Komaki Internacional Dominicana, S.A.
konakidom@hotmail.com


フォルクローレ
Oscar Batista率いるフォルクローレ

オロ・ドゥーロ
Oro Duro

kinito Mendez
Kinito Mendez

人形遣い
人形遣い

メレンゲ
ウィロを鳴らす地元の人たちと




▼一番のお目当ての野外メレンゲフェスティバル。7月16日(金)から8月1日(日)まで、観光省の主催で、毎日無料で野外でやってい るメレンゲライブ。毎日有名どころのバンドが3から4出演します。テレビでも毎日放送されていました。会場にはビールや食べ物の屋台が並び、お祭り騒ぎの 様子。多くは中・低所得者層の黒人系。観光省の主催とあって、旅行者の紹介を頻繁にしていて、私たちもカメラで捕らえられ、「チノー」といわれましたが、 ここは意地でも「ハポン」(日本)と抵抗しておきました。

▼3日間ライブに出かけました。まず、午後8時ぐらいから、ドミニカのフォルクローレの音楽と踊り。出演グループ”Ballet Folklorico de Oscar Batista”は国の所属の団体。マルコスが事前に紹介 してくれたため、仲良くなり、特にリーダーの女性ラウラさんは、最後にステージに上がるよう勧められ踊りました。とっても感激しました。改めてトラディ ショナルな音楽と踊りのよさを実感したとこ ろです。
午後10時ぐらいから午前1時半ぐらいまで、メレンゲバンドの登場。オールスタンディングの中、現地の人にもみくちゃにされながら、また、ダンスを踊らさ れながらも、何とかビデオを撮影しながら楽しんできました。

▼ビデオ撮影したのは、ポチョ・イ・ス・ココバンドだけですが、そのほかにお目当てのキニート・メンデスは最高に面白かった。知っている曲も多かったので す が、会場からステージにあげてダンスをさせるコーナーがあったのですが、これが皆面白い。特に、人形に踊り(セクシーポーズをとる)をさせるお兄ちゃんの は超盛り上がりました。デジカメで一部踊っているシーンがあります。また、オロ・ドゥーロも迫力満点。どこもフロントのコーラス兼ダンサーがかっこいい男 性でノリノリ。演奏もスピーディで流れるよう。現地でこれだけのパフォーマンスを見れたのはとっても満足でした。いかに観客をノセられるか。また、フロン トコーラス兼ダンサーが盛上げるられるかが、キーポイントです。



アベンツゥーラ
アベントゥーラ

▼立派なホール"TEATRO NACIONAL"では、NY生まれのドミニカ系若者のバチャータの人気バンド、ア ベントゥーラの有料コンサートを見ました。まさにアイドル歌手のコンサートで、ショーというか物語風のドラマ仕立てでステージが展開され、途中からボーカ ルが入って曲が始まるというパタン。結構、ボーカルとステージの女性が恋するシーンがあり、会場は若い女性の「それはダメー」という黄色い声で埋め尽くさ れていました。音楽的には本当に若いグループで、楽しい感じでした。 30ドル。


ビンの上で踊り

ダンス
ダンスと楽器演奏 El Conuco
 

▼踊りの披露もあるレストラン”EL CONUCO”にも行きました。これは、古い踊り手で、ビンの上で踊ったりもしましたが、渋い踊 りでした。主にメレンゲ が掛かりましたが、日本から来ているということで、サルサを掛けてもらい踊ったところ、喝采をあびてしまいました。ちょうど父の日で多くの家族連れが来て ました。メレンゲ以外もサルサがよく掛かりました。ただ、バチャータはあまり掛からず。バチャータは田舎の音楽ということで、あまり都会では聞かれていな いようです。



プール
リゾート地のプールとバー

カリブ海
ポカ・ビーチ、カリブ海

レストラン
レストラン

▼バスで1時間ぐらいのところにあるポカ・ビーチにも行きました。カリブ海に面 したとても海や砂浜のきれいな海岸でした。リゾート地にあるホテル(ヒルトン系)で泳いだり、食事をしました。これはオール・インクルーシブといって、一 人30ドルで食事・飲み物は自由、プールも自由。ビーチでは、ホテル客用にメレンゲのダンスを皆で踊ろうイベン トをやっていて、これは結構面白く、使えるネタであった。「メレンゲの国・ドミニカ」がPRされていました。海はとてもきれいでした。

▼でも、特に印象に残ったのは、行き帰りのバスの中。メレンゲやバラード、サルサが大きな音で掛かって、外は時々パームツリーのきれいな海岸が見えたり、 小 さな町中が見えたり、とても面白い。街の様子を見ていると、ドミニカの人々の暮らしぶりが伝わってきます。でも、ポカ・ビーチ行きのバスに旧市街地から乗 り込むのはチト大変。マルコスに案内してもらってやっとのことでたどり着きました。
 
バス




店
タンボール

CD
通りで売っているCD

博物館
ドミニカ人類博物館 

▼私たちは衝動買いで、マルコスに案内してもらい、旧市街地の中のお店で、プロ 用のメレンゲの楽器の太鼓のタンボールと、金属の ウィロを買って帰りました。大きな荷物となり、日本までの旅行の間、持ち運びが大変でした。
なお、ドミニカからプエルトリコに行く飛行機の手荷物検査で、ウィロのバチが没収されてしまいました。プエルトリコで再度購入するはめに。


▼あと、通りで 売っているメレン ゲ、バチャータのCDも結構買いました。CDというと海賊版が結構出回っているため、人気のあるものは特別に安い値段で正規に発売しています。





▼ドミニカ人類博物館も考えさせられました。コロンブスに発見されてから、黒人奴隷が強制労働にアフリカから連れられ、先住民は殺され、その一方で生活の ための歌と踊りが語り注がれていく。



ホテル
ホテル「キント・センテナリオ・インター・コンティネンタル・サント・ドミンゴ」

海岸通り


▼メレンゲフェスティバルに最も近いホテル「キント・ センテナリオ・インター・コンティネンタル・サント・ドミンゴ」。ここに泊まり深夜でも歩いて行けました。会場まで徒歩5分。


ホテルの前
ホテルの前の海岸通り。ここから左に沿っていくとメレンゲフェスティバルの会場へ行く。