リンパドレナージュ・マッサージ


リンパ組織とは。
リンパ管は、体中に網の目のように張り巡らされています。動脈が体に運んだ酸素と栄養を細胞が吸収したり、使ったりした後、不要となった老廃物(体内のゴミ)を静脈とリンパ管が排出します。しかし、この流れが何らかの要因で停滞したり、スピードダウンしたりすると、「むくみ」や肌荒れなど、様々なトラブルが発生します。

リンパ液はリンパ節に向かって流れます。
リンパ節は全身で800ヶ所以上あると言われていますが、大きなものとして、頚リンパ節(首のところ)、腋下リンパ節(わきの下)、鼠径リンパ節(脚の付け根)、膝の裏があります。その4種類のリンパ節は浅いところにありますが、節状のリンパ本幹は体の深いところにあります。どのリンパ液も最終的には鎖骨下リンパ管という左右にある鎖骨のところに達し、最終的に大静脈に流れて、腎臓で濾過され、尿として体外に排出されます。
リンパ管では、血管で吸収しきれなかった、大きなゴミを運搬しています。
また、体にとって有害な細菌やウイルスなどの物質をリンパ管の途中にあるリンパ節で濾過し、有害物質から体を守っています。


リンパ管は血管と同じように体中にあり、リンパ液がその中を流れています。血液との大きな違いは心臓というポンプが無いことです。リンパ液は、リンパ管の周りの筋肉の働きに負っているのと、管内の逆流防止の弁の働きでリンパ節へと流れており、流れはとてもゆっくりとしたものとなっています。

運動不足や立ち通し、座り通し、疲労、ストレス、病気、間違った食生活などが、「むくみ」の原因となります。

スエディッシュを基礎とした、リンパ組織に働きかける、刺激活性のトリートメントで、リンパ管の流れをスムーズにし、「むくみ」などの不快な症状を取り除くのが、リンパドレナージュ・マッサージです。


リンパドレナージュで得られる効果。
浮腫み。冷え。セリュライト。スリムアップ。スポーツ後の疲労回復。免疫力の向上。などに適します。


マッサージの禁忌。
高熱のあるとき。皮膚に異常や感染があるとき。大きな手術の直後。骨折。関節の急性炎症。急性の腰痛。静脈炎。重い静脈瘤。食後直ぐ。フライトの直後。血栓症。予防接種の後。