昔、天竺に「あかいぬ国」という国があり、その国で罪を犯した者が死刑になって、次の世に日本の信州で犬に生まれ変わった、という情報が「ふくろう共和国」から伝わった。不思議なこともあるものだ。思いがけないこともあるものだ。「ふくろう共和国」からプレセントされた「日本の犬」という写真集の解説を読むと、アカイヌの原産地は信州のあたりだという。従って、天竺の「あかいぬ国」の話は本当なのだろう。こういうアカイヌ王国の者でも知らない話をゲットするとは、「ふくろう共和国」の情報網もたいしたものだ。情報提供のお礼といってはあまりにささやかだが、例の「昼のふくろう」でたまたま知り合った八ヶ岳山麓の木彫家(石のふくろうが収まっている木の額を作った人)が彫った木彫りのふくろうのブローチを大統領夫人の為に手に入れている。そのうち、そちらの方へ飛んでいくだろう。
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