1.我等は永遠の生命と無限の向上とを要求す、この要求に応ずるものが宗教なり。永遠の生命とは不滅の自覚なり、無限の向上とは人格の完成価値の生活なり。
2.我等は無限の時間と空間とを超越せる宇宙唯一の主体なる道と愛との独尊を信奉す。道は宇宙の大道、天地の法則、万物秩序の原理にして、愛は人格の中心、慈悲の源、万法帰一の根源なり。この主体を名づけて如来とす。如来は吾人の本尊なり。
3.如来は絶対の慈悲者にして、衆生は絶対の帰依者なり。この帰依の姿が即念仏なり、生仏不二なり、神人合一、天地一体の妙諦なり。
4.この妙諦より出ふるもの是ぞ永遠の生命にして、又これ無限の向上、価値の生活、人格の完成なり。至心に念仏するものは自づからこの妙境に到達す、人生の意義要するに、この妙境の体現に他ならず。
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