「信楽修養会」は、陶芸の実習と法蔵寺での念仏修養会です。


説明

登り窯のある窯元にて手びねりの実習、初心者でも大丈夫、コーチが教えてくれます。

法蔵寺の朝参会は毎月1日、60〜70人の方が熱心にお念仏をなさっています。木魚がそろって本堂が鳴ってい

るようです。

ご案内

2000年は5月30日〜6月1日頃の予定です。

東海道線石山駅より帝産バス「信楽」ゆきで終点下車。宗陶園にて1:00より陶芸実習

3:30ごろ神山の法蔵寺へ到着


ご報告

平成11年5月30日〜6月1日

 5月30日より6月1日まで第18回信楽念仏会が開催されました。法蔵寺御住職渓上人は仏教大学1期生で、関谷喜興嗣上人と同期でいらしたそうです。そのご縁にて関谷上人が以前五重相伝の勧戒をお勤めになり、それ以降修養会場としてご提供いただけるようになったのでした。
 東海道線石山から1時間1本のバスにて信楽へ。瀬田橋を渡り名神高速の下をくぐる道は急にせばまり緑の山道となります、すれ違いも大変な渓流ぞいの道を旧式のバスはあえぎながら進みます。こんな細い道の先に町があるのかしらと思いますが、間もなく目の前が急に開け豊かな田園風景が広がっています。終点でバスを降り、昼食後宗陶苑にて作陶。関谷上人先生は茶わん光道上人は皿、私はビールジョッキを作りました。午後3時過に法蔵寺着、山門をくぐると正面に中野善英上人の御名号石がむかえてくれます。庫裡改造中とのことで重機が通る道が本堂前を横切っています。賄をお願いいたしました福永さん、河原さんは先にお越しになり準備をしてくださっていました。夕刻、渓先生のご案内で陶芸家神崎紫峰氏のもとにお伺いいたしアメリカ人の方の作品を鑑賞しました。翌日は早朝裏山に登り大念仏、午前中には近くの鶏鳴の滝にて大念仏、森林浴を楽しみながら渓流沿いをお寺までハイキングしました。次の朝は、60名以上の方々が午前5時半より1時間半熱心に念仏をなさる毎月1日の朝参会にも参加させていただきました。昨年に引きつづき光道上人が法話をされました。9時に法蔵寺を出発、住職、副住職の運転で安土を目指します。最初に訪れたのは浄厳院です。滋賀の浄土宗寺院500か寺うち300か寺がこの寺の末寺に当たるとか、信長の命で建てられた何しろ立派な寺でした。関谷先生が養護学校の教員をされていた時、毎日ご本尊前にお参りしていたと言う縁でご住職に見込まれ現在も関谷先生、北風さんも浄厳院に僧籍があるそうです。次に安土城あとに参りました。機器しに勝る要害の地、7階建ての異様な天守閣がそびえていたそうです。その後風土館にて当時の様子を見学いたし3時過ぎに安土駅に到着。帰路につきました。心よく会場を提供して下さり安土の旅にまでお付き合いいただきました法蔵寺様に改めて感謝いたします。


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