【日時・場所】観智院 ８月２４日（土）１３：３０〜１７：００

城所良佳、土屋悦子、島田準子、土屋正道、大野萬希、林美和、太田裕子（記）

今回は錬成会の1回目です。「作品づくりとは、」ということを実地でご教示頂きました。

◇8月24日錬成会

p.m.１：３０集合
話合い。作品作成に付いて

p.m.２：００〜

半紙に作品制作ノートとして下書き。

各種料紙に揮毫。 ※作品方針決まり次第各種紙を調達の事。

p.m.４：００〜５：００

合評会

• ◇作品作成に付いて
  展覧会は作品を“見せる”“見せてもらう”というプレッシャーがありますが、このプレッシャーが上達の早道です。恥ずかしくないように着飾って＝印を押し額や布の色を考えて＝展示したら作品はもう一人歩きします。冷静に批評家の気持ちで見ると反省点がたくさんでてきます。あれほど、100枚も書いたのに…なんてまあこんな体験が眼力を高め腕を磨く原動力となります。
• ◇字句、墨色、作品サイズについて
  ・濃墨、淡墨 にじみ、かすれの多少
  ・一字〜五言絶句、多字数。
  ・ハガキ〜色紙、懐紙、半折（半切）、全紙、１．５倍、連落ち
  臨書…古典を模写します。用筆、字形などすべての基本です。（時代 〜 唐、明、清 ／〜平安）
  創作…古典学習から辞書を片手に個性で表現します。（詩、俳句など）
• ◇字句をたくさん探しましょう。
  そして↓
• ◇創作ノートを作りましょう。
  半紙が適当でしょう。
  ・作品の大きさ、まとめ方など考えるのに役立ちます。
  ・出来るだけ筆で書きましょう。
  
  
  
  
  
  
  
  縮尺も考えましょう。

（１=約70cm）

◇◇構成ができたら、実際に作品作りです。
紙、筆、墨の濃淡を考え、作っていきます。

◇◇第1回錬成会の課題
�@「観」

�C「にぎはしき雪解雫の伽藍かな」 阿波野 青畝

時間も限られ、慣れない事もあり 課題�@は出席者皆さんで、�A、�B、�Cはそれぞれ割り当て作品作りをいたしました。先生に手取り足取り様々なｱﾄﾞﾊﾞｲｽを頂きながら、短時間で原稿つくり、そして実際に簡単な作品をつくってみました。5つの作品を雰囲気が重ならないよう展示し合評を致しましたが、各々が個性をだし、はじめてされた方もバランスのよい作品を作られ、大変勉強になりました。

1. 次回スケジュール
   ９月２８日（土） P.M.１：３０〜 錬成会 大・小筆をご用意下さい。
2. 募集中！

• 作品
• 書作展名称