Peugeot / プジョーの手挽きコーヒーミルG1。
姿が美しく、使い勝手に優れています。
生涯使えるミルです。当方は20年ほど一つのG1を使い続けています。ほとんど手入れしなくても問題ありません。
車のメーカープジョーは町の鍛冶屋から出発したメーカーです。以前はこんなミルを作っていました。
コーヒーを豆で購入し自分で挽くと、味が全く違います。また豆のまま保存するほうが風味が長持ちします。
1950 - 52年の間だけ製造されたG1(GI)。初期タイプです。当方は好きなものを複数蒐集する癖があり、昔、このミルを20台ほど所持し、ズラッと並べていました。一般的なミルはテーブルに置いて使います。しかしこのミルは手に持っても、豆を挽くことができます。当方は手に持って挽きます。
塗装が剥がされた状態で入手しました。フランス人は塗装剥がしが好きです。なかにはピカピカに磨き上げたものも見かけますが、やりすぎで味も素っ気もありません。おそらくサビがあまりにもひどく、それを隠すためにとことん削り、尚かつ磨く必要があったと推察します。ピカピカなのは最初だけです。
このミルは塗装を剥がした状態で長く使用されたようで、とても良い雰囲気です。当方が20年使っているものと併用して半年間使い様子をみました。鉄は落ち着いており、ほとんど変化が見られませんでした。当方が使用したことで、コーヒー豆の油分が、豆を入れる部分にも、挽いた豆を受けるカップ内部にも付着し、鉄の表面が保護され今後もほとんど変化はしないと思われます。
(
内部はたまに軽く拭く程度で大丈夫です。油は不用意に取らないでください。また、どんなミルでも絶対に水洗いは禁物です。内も外も鉄部分は赤サビで固着し手に負えない状態になります。)
挽き具合は変更できます。上部のナットをゆるめてJ字型のピンを持ち上げ、五角形金具の溝とピンの位置を変更します。右(時計回り)にずらせば粗く、左(反時計回り)にずらせば細かく挽けるようになります。ミルは写真のように再度分解して掃除・手入れしています。
G1は上下の噛み合わせが悪いものがありますが、それを説明しない業者があります。写真の上から8枚目のように上下部分の脱着(分離)が簡単にできないものがあるのです。落下や乱暴な扱いで変形などが生じているためだと思われます。豆を挽いた後、豆の粉を取り出すときに噛み合わせが悪いものは、分離にものすごい力を必要とします。男性でも開けられないものがあり、下手をすると挽いた豆をぶちまけます。
当方のG1は全て脱着の問題はありません。各部を分解してオーバーホール済み、調整が必要な場合はしております。
ほとんどの販売者は左から右に流すだけです。当方はどんな品物も、ある程度の期間使用して確認してからお譲りしていますのでご安心ください。
挽いた豆を受けるカップ内部(底)に変色部分があります。使用には全く問題はありません。
■サイズ (おおよそです)
一番太い部分の直径9.5cm。上部ナットまでの高さ15.5cm。木製取っ手までの高さ18cm。レバーの長さ15cm。
■発送・送料
東京より ゆうパック着払い。60サイズの予定。
■お譲りしました 25,000
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