■ ガラスペン  (982)

close 

 

 

 

 

 



古いガラスペン。3本。
文具というよりも美しいオブジェに見えます。窓辺に置いたり、陽にかざすと一層きれいです。

ガラスペンは古い外国映画に出てくる羽根ペンと同じ「付けペン」です。細くて多くの文字が書けました。こんなデジタルの時代こそ、文字を書くことの大切さを思います。
昔の職人さん、とてもいい仕事しています。ガラスペンは明治後期から作られ始め、戦後まで作られていたようです。今回の品はラベルの文字で、戦前(昭和中期頃)のものと推測できます。インク瓶にペン先を浸してガラスの溝にインクを含ませます。螺旋のガラスは美しさのためではなく、インクが適度に流れ出る工夫なのです。インクの「貯め」ですね。用が美をもたらす、まさにその姿を見る思いです。
ラベルが「ガラスペン(ペンギンマーク)」「葵ガラスペン」「アオイガラスペン」の3種類。「簿記、細字用」の表記もあります。当時はこんなペンで簿記をしていたのです。墨汁でも使えるはずです。ガラスと天然の竹です。竹は少し反ったもの、ラベルは一部剥がれたもの、たまに虫食い穴もあります。
デッドストックの未使用品。


ガラスが空色、ゆるい螺旋ガラス。オレンジ色の竹軸。
ガラスがオレンジ色、根元が螺旋ガラス。普通の竹軸。
  (ペン先の両面が使える珍しいタイプ。他のペンはガラスが竹に接着されています。しかしこのタイプは写真「a」のように
  ペン先が竹軸から抜け、両面が使えます。竹が縮んだのか、現状では抜けませんので色違いの水色を撮影しました。)
ガラスが水色、根元が螺旋ガラス。まだらの天然竹軸。


サイズ (おおよそです)
全体の長さ16cm前後。ペン先の長さ2〜2.5cm。竹軸の直径8mm前後。(鉛筆とほぼ同じサイズです。)

発送・送料
宅配便、着払い。東京より60サイズ。 定形外、220〜300円。(安全に包装しますと、300円の可能性があります。)

お譲りしました      5,500円 3本セット


 購入を希望される方、質問の方はこちらを

サイトトップ  saiga zakka menu  雑貨 menu  close

 

24