■ ガラスペン  (980)

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古いガラスペン。
文具というよりも美しいオブジェに見えます。窓辺に置いたり、陽にかざすと一層きれいです。

ガラスペンは古い外国映画に出てくる羽根ペンと同じ「付けペン」です。細くて多くの文字が書けました。こんなデジタルの時代こそ、文字を書くことの大切さを思います。アナログの世界が好きです。
昔の職人さん、とてもいい仕事しています。ガラスペンは明治後期から作られ始め、戦後まで作られていたようです。今回の品はラベルの文字で、戦前(昭和中期頃)のものと推測できます。インク瓶にペン先を浸してガラスの溝にインクを含ませます。螺旋のガラスは美しさのためではなく、インクが適度に流れ出る工夫なのです。インクの「貯め」ですね。用が美をもたらす、まさにその姿を見る思いです。
ラベルに「アオイガラスペン」「簿記、細字用」の表記があります。驚くことに、こんなペンで簿記をしていたのです。墨汁でも使えるはずです。ガラスと天然の竹です。竹は少し反ったもの、ラベルは一部剥がれたもの、たまに虫食い穴もあります。
デッドストックの未使用品。


ガラスがオリーブ色、先が螺旋ガラス。紫の竹軸。(この形は珍しいです。)
ガラスが空色、根元が螺旋ガラス。まだらの天然竹軸。
ガラスが白色、全体が螺旋ガラス。濃い茶色の竹軸。(白は数が少ないです。)


サイズ (おおよそです)
全体の長さ16cm前後。ペン先の長さ2〜2.5cm。竹軸の直径8mm前後。(鉛筆とほぼ同じサイズです。)

発送・送料
宅配便、着払い。東京より60サイズ。 定形外、220〜300円。(安全に包装しますと、300円の可能性があります。)

お譲りしました        5,000円 3本セット


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