■ 鉄のコーヒーミル ドイツ (969))
ドイツの鉄製コーヒーミル。おそらく1900年頃(初頭?)の製品。
惚れ惚れする雰囲気。色合いも絶妙。
使い込まれた鉄の佇まいは感動ものです。ずっしりとした重さがあります。
いくぶん錆びた箇所もありますが、不思議なことに、地金が露出しているのに、錆びていないところがあります。入手した十数年前からこの状態です。昔の鉄は高品質だったのでしょうか? (錆は落ち着いており、問題はありません。)
たまに使用しています。100年が経過していても現役です。豆の引き具合の調節はプジョーの製品と同じです。トップのネジを緩めてJ字型のピン位置を変えるだけです。試してみればすぐにわかります。ハンドルの木製つまみに遊びがあります。
古いものが好きな方は気にされないと思いますが、ある角度から見ると、少し傾いています。ホッパー(豆を入れる内部)は、おそらく白磁製で光沢がありますが、縦にクラックが3本入っています。底(裏側)の2の数字が入っている黄色い部分はサビではなく、保護膜らしきものが経年により変化したもののようです。
使用された長い時間の積み重ねにより、味わい深い姿になりました。まさに「侘び寂び」の境地に思えます。通常、古い鉄のミルは、なかなかここまでたどり着けません。こんな質感がお好きで、わかっていただける方に。
■サイズ (おおよそです)
本体、いちばん幅の広いところ14x14cm。箱の部分11x11cm。ハンドルの握り部分の高さ21cm 。
■発送・送料
宅急便 着払い。東京より60〜80サイズ。
■お譲り価格 38,000円()
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