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必ずお読み下さい


掲載した時計は現状では動きます。しかし内部の機械の確認はしておりません。OH歴が不明な時計やデッドストックの時計は、OHをしてからの使用をお薦めます。機械式のムーブメント(動力装置)は美しく、時を刻むいい音がします。
我が家ではぼくも妻も機械式を愛用しています。昔の時計は個性的で、ノスタルジックでとても好きです。
機械式時計はきちんと扱えば、子どもや孫の代まで伝えることが出来ます。使い捨てのクォーツとは全く違います。

機械式時計の使用法 (難しくはありません)。
手巻き時計は竜頭(リュウズ : 横のネジ)を回してゼンマイを巻けば、一日以上動き続けます(巻き上げ回数は時計によって違います)。一般的に30〜50回程度撒きますと、36時間くらい作動します。20回ほど巻けば最低12時間は動きます。
ゼンマイを巻くときは、親指と人差し指で竜頭を往復させる要領で巻いてください。重くなったら(それ以上巻けなくなれば)巻き上げ完了です。慣れるまではゆっくりと巻き上げてください。すぐに要領はつかめます。
購入された方から「竜頭を巻くときの音がたまらなく良い」とメールをいただきました。本当にその通りです。
自動巻時計は何度か振ると動き始めます。そのまま腕につければ、腕の動きで時計のローターが回り、自動的にゼンマイを巻きます。腕に付けていればずっと動き続けます。

時計に限らず、どんな機械でも適度な使用がいい調子を保ちます。古いものですからいたわってください。他の時計と交互に使用して、休ませることも時計を長持ちさせることに繋がります。
機械式時計はオーバーホール(OH・分解掃除)すれば、致命的な故障でない限り、永続的に使用できます。「動かない、非常に遅れるか進む」などの症状が出たら時計屋さんでOHをして下さい。個々の時計のOH歴はわかる範囲で記入してあります。

ここに掲載したのは、機械式時計の全盛期といわれる1940年代後半〜70年代の腕時計がほとんどです。デザインも機械も素晴らしい時代です。60年代には日本の機械式時計が世界にデヴューし「世界一の精度」と高い評価を受けました。80年代からは電気式のクォーツが主流になりましたが、ぼくは機械式が好きです。
ヨーロッパでは機械式に人気があり、今も多くの機械式時計が作られ、機械式は高級品、クォーツは普及品(安物)、と色分けされています。日本の時計メーカーは80年代から一斉にクォーツに走り、機械式時計を製造する設備を破棄しました。機械式時計が再認識され、人気が復活した今は悔しい思いでしよう。
セイコーはようやく世界の流れに気づき、トップブランドの「グランドセイコー」だけを機械式にして復活させました。メンズのマスターピースは600万円、レディースは65万円です。