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■ フィリップスのデスクランプ PHILIPS-Z オランダ (459)
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名作中の名作。
真ん中が中空の類を見ないランプシェードが魅力的。
このランプはミッドセンチュリーを代表する名作です。オランダ人デザイナーLouis C Kalff (ルイ・C・カルフ)によって1950年代に産み出されました。フィリップスはカルフのデザイン、ディレクションによってメーカーとしての成功を築いたと言っても過言ではありません。それほどカルフは優れた仕事をしました。
このランプはユニークな形から「Z」「Zデスクランプ 」などと呼ばれ、いまだに人気は衰えません。正式な名称はDecora。60年代にシェードのデザインが変わり、このフォルムが登場しました。エッジの効いた直線を基調とするゴールドの骨格の上に、UFO型フォルムの黒いランプシェードが載った姿は壮観です。
イタリアのデザイナーGino Sarfattiもこのランプをパクったデザインをしています。他にもこのランプを真似たデザインが多く輩出しました。それほどミッドセンチュリーエイジのデザイナーにインパクトを与えました。カルフは偉大です。
ランプ自体が希少で、しかもこのような良いコンディションは少ないです。
オリジナルのヴィンテージ・コンディション。これほど程度の良いものは少ないです。ゴールドの骨格もシェードの塗装もオリジナルです。経年の雰囲気が素晴らしく、現状で十分に美しいですから、あえて手をつけず風情を残しています。
ゴールド部分に少しくすみがあります。もしお手入れされる場合は「金メッキ、磨き」「金メッキ 手入れ」などで検索してください。真鍮磨きクロス、ピカール、微粒子の研磨剤で磨けは綺麗になるでしょうが、金メッキ表面を傷つけるため、これは行わないでください。
シェードにわずかな傷があります。黒い塗装は見る角度によってはムラが見えることがあります。
口金がE26の上半分がミラーの電球「シルバーランプ」を使うことを想定したランプです。上から2枚目の写真が100Wのシルバーランプ、3枚目が60Wのシルバーランプを装着しています。シルバーランプは国産品がありますし、LEDもあります。
口金がE26の普通の電球や、LED電球も使えます。下から2枚目、3枚目の写真のように、シルバーランプでなく普通の電球を使うと光は上にも抜け、光の印象が変わります。一番上の写真は、最後の写真では3のLED電球を点灯しています。
プラグはオランダ仕様のままです。変換アダプターをおまけします。日本仕様への変更(無料)もできますが、こういう名作ランプはオランダ仕様のままが望ましいと思います。
■サイズ(大まかです)
高さ44cm(シェード上の棒の先まで)。シェード直径33cm。電源ケーブル2.2m。ランプから50cm位置に中間スイッチあり。
■発送・送料
ヤマト宅急便 着払い。東京より120-140サイズの予定です。
■お譲りしました (とても素晴らしいランプでした) 280,000
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