JUMOランプ / フランス (108)

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JUMOランプ / フランス

1950年頃のフランス、JUMO社のエレガントでモダンな不思議なランプで、母国でも品数が少なく人気があります。(JUMO社はペリアンのランプも生み出しています)。ベースには真鍮製の受け皿があり、小物が置けます。
デザインした女性、アイリーン・グレイ Eileen Gray(1878-1976)はパリで活躍したアイルランド生まれのアーチストで、ダブリンのアイルランド国立博物館に多くの作品がコレクションされています。20世紀を代表する建築家ル・コルビュジェ(Le Corbusier)は、パリの万博でパートナーに彼女を選び一緒に仕事をしています。グレイの作品は復刻され、hhstayleでも扱っていますが、とてつもなく高価です。このランプは復刻されておりません。

アームは前後に90度以上傾きが変えられ、シェードも360度回転しますので、様々なポジションが可能です。素材はアルミ、真鍮、鉄。見かけに反してとても重厚に作られ、重量は4kg余りと、一般的なバウハウスのデスクランプなどよりもはるかに重いです。色はわずかに茶(紫)が入った黒です。
ヨーロッパの2ピンタイプの電球を2個付けます。当方は同種のランプを使用していますが、電球は1個でも十分に明るいです。(東急ハンズ、ヨドバシ、ビックカメラやネットで入手可能です)。
こういう名作ランプはオリジナルに価値がありますので、プラグもそのままにしています。写真のような1930年頃の磁器のフランス製コンセントをオマケしますから、すぐに使っていただけます。

コンディション 
シェードに当たりがあります(見る角度によってはあまり目立ちません)、ほかにも小さな傷があります。しかしオリジナルの状態がよく保たれ、これほどのものは珍しいです。金色の部分は真鍮ですので、もしくすんでも軽く磨けばきれいになります。

サイズ 
高さ(支柱を垂直に立てて)約40cm。シェード本体の長辺38cm、横の支柱を含めると43.5cm。短辺12cm。

売り切れました 62

 

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