■BRAUN HL1C デスクファン ドイツ (736)

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世界を驚嘆させた名作、BRAUNのパーソナルデスクファン。いま見ても斬新。
MoMA(ニューヨーク)のコレクションに入っています。

ディーター・ラムスの下でReinhold Weiss / ラインホルド・ヴァイスが設計し1961年に発売したデスクファンのファーストモデル。羽根を細長いブレードにして円筒型ローターに成形することで、扇風機の概念を変えました。2スピード。静かに作動し、意外に風量があります。ケーブルやプラグを含めてオリジナルです。ケーブルの硬化はありません。モーターカバーとローターカバーが連動し、それらを回転させることで風向きが変えられ、壁掛けにもできます。115V仕様です。日本の100Vでは負荷が少なくなりますから、モーターは長持ちします。追加写真の下から2枚目の状態で正面に風がきます。
ベース裏に「Braun AG, Frankfurt a. M」「Factory Barcelona」の記載があります。フランクフルト(ドイツ)で設計、バルセロナ工場で製造。銘板が本体に印字されているこのタイプが一番古いと記憶します。後年になると形態はかなり変わります。
モダンデザインのアイコンとしてのコレクションとお考えください。以前に使用していたものを久しぶりに通電しましたら、ちゃんと作動しました。ただし保証はできません。ご使用については自己責任でお願いいたします。

ブレード、黄色のカバーに変形が見られ、ローターとカバーが接触してカリカリ音が発生する位置があります。一番最後の写真で、下向きの状態をもう少し後方に向けると音が発生します。実際はそんな風向きで使用はしません。実用域の風向きでは問題ありません。
モーターカバーに変色部分があります。このファンはモーターカバーやローターカバーに亀裂や破損が多いです。しかしこの個体はそんな傷みはありません。時代を考えますと、程度は良いと思います。


サイズ (おおよそです)
高さ13.5cm。横14cm。奥行き7cm。

発送・送料
ヤマト宅急便 着払い。東京より60サイズ

■お譲り価格 38,000円

 

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